登録情報
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| 1. 翼 (インストゥルメンタル) |
| 2. めぐり逢い (歌:アン・サリー/作詞:荒木 一郎) |
| 3. うたうだけ (歌:沢知恵/作詞:谷川俊太郎) |
| 4. 明日ハ晴レカナ、曇リカナ (歌:おおたか静流/作詞 : 武満徹) |
| 5. 島へ (歌:おおはた雄一/作詞:井沢満) |
| 6. 恋のかくれんぼ (歌:tamamix/作詞:谷川俊太郎) |
| 7. 小さな空 (インストゥルメンタル) |
| 8. 見えないこども (歌:松平敬/作詞:谷川俊太郎) |
| 9. ワルツ~他人の顔 (歌:松田美緒/作詞:岩淵達治) |
| 10. 死んだ男の残したものは (歌:アン・サリー/作詞:谷川俊太郎) |
| 11. 三月のうた (歌:おおたか静流/作詞:谷川俊太郎) |
| 12. 燃える秋 (歌:沢知恵/作詞:五木寛之/英詞:Ella Louise Rutledge & Kiristi Kaldo) |
| 13. 翼 (歌:松田美緒/作詞:武満徹) |
| 14. MI・YO・TA (歌:おおたか静流、アン・サリー、沢知恵/作詞:谷川俊太郎) |
| 15. MI・YO・TA (インストゥルメンタル) |
3つの絃の響きと、7つの歌声。「タケミツ・メロディ」が新たに甦る。アン・サリー、おおはた雄一、おおたか静流、沢知恵、松平敬、松田美緒、tamamix の7人のボーカリストを迎え、弦楽トリオ「ショーロクラブ」が、日本を代表する作曲家・武満徹の「歌」に挑む。21世紀を生きるすべての日本人に捧げる、心揺さぶるソングブック。
本作の主人公のひとり作曲家・武満徹を「日本が世界に誇る現代音楽家」という 肩書きで呼ぶのはふさわしくない。ブラジル音楽をベースに唯一無二の響きを奏で る弦楽トリオ「ショーロクラブ」の精緻にして伸びやかな演奏と、7 人の歌手によって新たな生命を吹き込まれた歌を聴くにつけ、20 世紀音楽の巨匠を親愛を込めて「ソングライター」と呼びたくなってしまう。バンドリン、ギター、コントラバスの涼やか な音色にのせて、アン・サリー、沢知恵、おおたか静流、おおはた雄一、松平敬、 松田美緒、tamamix が歌い継ぐ全 15 曲。異ジャンルで活動する美しき「ヴォーカリスタス」の声をまとって、タケミツ・メロディが 2011 年の「今」を生きはじめる。かつてこれほどまでに、その歌が近しく感じられたことがあっただろうか。新たなスタンダードとなるべき、これからの「タケミツ・ソングブック」。
小沼 純一 ( 早稲田大学文学学術院教授 )によるライナー・ノーツ抜粋
武満徹の「ソング」が集められていながら、「武満徹」の名を、存在を、ほとんど意識しないで聴いた。ほとんど希有な体験と言っていい。世に多々あるvarious artistsのコンピレーションとも、ひとりのアーティストが「武満徹ソングブック」として録音したのとも異なったアルバム。1曲1曲を単体としてではなく、アルバムだからこそのながれ、この曲がきてあれがくるというながれ、質の異なった女性の声がつづくとおもえばぽつりと男声があり、複数の声が重なるものがあり、といったような思い掛けなさもさりげなく仕組まれたストーリー。ドイツ語や日本語でうたわれるのがほとんどである曲が、日本語や英語になってあらわれてくる驚きもある。インストゥルメンタルのみの「チル・アウト」も効いている。ながれとなっているのは、「武満徹」だからではない。「武満徹」でありつつ、ショーロクラブであるからだ。三つの絃の音色とかさなり、からみ。トレモロ、ビート、ラテン的な空気感。そして時のなかを減衰するひびき-----。1930年に生まれ、1996年に亡くなった作曲家・武満徹。ヨーロッパ由来の芸術音楽の延長・拡大されたかたちのコンサート・ミュージックを主としながら、映画や芝居の領域でのこした音楽はまたべつの魅力を持っていた。このアルバムに収められているのは、そうしたなかで生みだされ、独自に生き(息し?)はじめた曲たちだ。
プロデュース - アレンジ
ショーロクラブ
CHORO CLUB :
笹子 重治 : Guitar
秋岡 欧 : Bandolim
沢田 穣治 : Contrabass
VOCALISTAS :
アン・サリー
沢 知恵
おおたか静流
おおはた雄一
松平 敬
松田 美緒
tamamix
企画立案 ・ A & R
宮野川 真 ( SONG X JAZZ Inc,. )
録音 & ミックス
2011年2月17日、3月30日、31日 : 三鷹台・echo & cloud
レコーディング & ミックス・エンジニア : 鎌田 岳彦
マスタリング・エンジニア : オノ セイゲン < Saidera Paradiso Ltd.>
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
エンドレスで聴きたい「うた」,
By Aya (日本、さいたま市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 武満徹ソングブック (CD)
武満 徹の「うた」は30年ほど前に混声合唱で歌って以来、いつも心にある曲だった。2011年11月19日めぐろパーシモンホールでの「武満徹ソングブック」コンサートの評を新聞で目にし、すぐにこのアルバムを聴いた。 何と馥郁たる響きだろう。自然に、音と詩の世界に吸い込まれていく。 歌も、それぞれに趣きがある。身を委ねられる流れが心地よい。 そして、愛して止まない「小さな空」はインストゥルメントで語られる。それが、聴く者の心を自由な世界に導いてくれる。 CHORO CLUB(ギター:笹子重治、バンドリン:秋岡欧、コントラバス:沢田穣治)の3人の紡ぐサウンドは、ブラジルの伝統的ショーロ音楽の香を伝えてくれながら、どこか懐かしい。2003年のアルバム「Colors」で感じた温もりに再会できた。 長い年月、武満のソングスを愛し続けて来たのであろうCHORO CLUBの音作りに目頭が熱くなった。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
最高です,
By
レビュー対象商品: 武満徹ソングブック (CD)
間違いなく今年のトップ5に入る作品。武満徹というと、難解で近寄りがたい印象があるが、 このアルバムを聴くとそんな先入観は吹き飛んでしまう。 とにかく気持ちいい。 ショーロクラブの力の抜けた演奏に支えられて 7人の実力派シンガー達がそれぞれの世界で武満を歌い上げる。 特にアンサリーの歌声の美しさは絶品! 何度聴いても飽きない。 むしろ聴く度に味わいの変わる、ステキなアルバムです。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「武満徹」という先入観を取り去って聴いて欲しい,
By
レビュー対象商品: 武満徹ソングブック (CD)
作曲家・武満徹は、クラシックのみならずポップス・映画領域に優れた歌の数々を残したことは、意外に知られていない。しかし彼が音楽を志すきっかけが、大戦中こっそり蓄音機で聴いたフランスのシャンソンだったという(ライナー・ノーツより) から、「うた」という形は彼の音楽の原点と言えるのかもしれない。 ここに収められた歌は、芝居や映画果てはTVドラマまで用途は異なるものの、クラシック楽曲においての近寄り難く崇高な 武満のイメージとは異なり、もっと等身大で親しみ易い彼の一面を覗くことが出来る。 本作に向き合う方は音楽の教科書で見た仰々しい「作曲家・武満徹」という肩書きを捨て、まっさらな状態で音と向き合って 欲しい、それこそ或るソング・ライターのデビュー作の様に。驚く程に明確で人懐こいメロディの数々に魅了されるだろう。 「めぐり逢い」の穏やかに、しかし高音部に向かい力強く伸びる旋律線。これ一曲聴くだけでも彼のメロディ・メイカーとしての 素晴らしさ、如何に彼が旋律というものを大切にしていたかが伝わってくる。 プロデューサーであるショーロ・クラブが編み上げたコントラバス・ギター・バンドリン3種の弦によるサウンドは存在感を出 しながらもメロディの良さを聴き手にしっかりと伝える。そこに7組の歌い手達が声を添え武満の歌と真摯に向き合う。 クラシック畑から参加した松平敬の彫りの深い声が、物悲しいことばを一句一句丁寧になぞる「見えないこども」、春の歌な がら、胸に突き刺さる寂しさを纏うおおたか静流の声に心が震える「三月のうた」、五木寛之による情熱的な原詩を英訳、静 的な楽曲が多い中ラテン風のリズム豊かなアレンジが耳を惹く「燃える秋」等、奏者により自由に解釈されたことばとメロデ ィはどれも美しく響き、思わず歌詞カードを吟味しながらじっくり味わいたくなるものばかり。 ブックレット写真、自室でアップライト・ピアノに向かう武満のうしろ姿そのままに、着飾ることない素敵な歌達だ。
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