裏表紙の紹介文が笑えました。
バニーガールに変装って、あなたは舞阪洸ですか。
確かに武林の分かれ道、というか別な意味で分かれ道な気がします。
話としては一挙に第一部クライマックスという感じです。
ついに帝都に潜入した主人公一行。
その時、帝国にも大きな災厄が迫ろうとしていました。
後半に入り息もつかせぬ急展開。
数十万規模の攻城戦と三つ巴で展開する頂上決戦(っぽいレベルの戦い)は第一部ラストを飾るに相応しい迫力です。
血と猛火に包まれる帝都での邂逅と別離。そして時は流れる……。
第三巻までは異常な良作という感じでしたが、この第四巻では名作にまでランクアップ。
今回は特に、腹筋が割れてない(←この作品では希少価値)主人公の成長が著しく、
絶対の窮地での師・シュンライの宣言に代表される、彼女とシュンライの心の繋がりの表現の素晴らしさは、
掃き溜めに鶴というか、このインモラルな作品に咲いた一輪の華のようでした。
読者を選ぶには選ぶでしょうが、これはもう個人的には名作の域です。
第一部はこれにて完結のようですが、是非とも続きを書いて欲しい作品です。
かなり成長したらしい主人公の腹筋がまだ割れてない事を祈りつつ、続編を待たせていただきます。