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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
文句なし。当り。,
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レビュー対象商品: 武家屋敷の殺人 (講談社ノベルス) (新書)
共著なども含めると小島正樹の3作目の作品。当り。非常に出来が良い。武家屋敷という舞台や、ミイラ、過去の事件など作品の持つ雰囲気は、ホラーやゴシックに近しいものを持っているように感じる。しかし、スタートからラストの解決まで幾つもの謎が提示されるが、それらの解決に際して、なんら超常的な方法に頼らず、きちんと論理で納得出来る形での解決を与えている。その点が非常に好印象だ。 裏表紙の説明書きにあるような、「目が離せないジェットコースター新感覚」かはともかく、確かに、きちんとしたミステリーになっていると思う。それだけに、この説明書きは(出版社側が)もう少し気を使ってもらいたい。これだけの水準の作品であるならば、良くある陳腐な説明では不足だし、「目が離せないー」云々では装飾過多に感じる。とはいえ、作品の出来としては申し分なし。余計な前情報は入れずに普通に読めば良いと思う。
5つ星のうち 5.0
小ネタ炸裂の傑作,
By mutantmogura (横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 武家屋敷の殺人 (講談社ノベルス) (新書)
この小ネタ炸裂は、うれしい。ライトな謎が、提出されては解決されていく。 その軽い意外性と驚きが、いくつもいくつも続くのだ。 かつて、こんなことを試みた作家はいなかった。 大ネタ一本での一発勝負、というのは、島荘御大が得意とするところだ。 中ネタくらいの仕掛けで長編一本を作ってしまう、というのは、かなり多く見られる。 どちらがどうとはいえないが、小ネタで勝負する場合は、やはり数で稼がなくちゃ。 本書にいくつ小ネタが仕込まれているのかは、数えてみないと分からない。 しかし、このネタの締め込み具合は、正直きちがいじみている。 もっと節約して使って、二つくらい作品を書いちゃえばよかったんじゃ、と思っちゃうよ。 もったいなくも、読者にとっては、とっても贅沢である。 ストーリーは他のレビュアーにまかせる。 探偵役の造形だけは、少々いただけない。 他人の人生を見通し、それを左右する役回りだから、それなりの個性でなければ、主役から陥落してしまう。 だから、もっと個性の強い、強力な人物でも良かった。 そう、まるで御手洗みたいにね。
5つ星のうち 3.0
日本一性格の悪い探偵,
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レビュー対象商品: 武家屋敷の殺人 (講談社ノベルス) (新書)
基本的にはホームズとワトソン物。ホームズ役がリバーカヤック好きのフリーター。ワトソン役が弁護士。そして、このホームズ役の探偵の性格がとても悪い。若くて美しい依頼人の女性にも結構きついことを言う。ましてや、ワトソン役の男にはもっとひどい。とてもいやな奴だが、そこにこの小説の面白みもあり、他の作品との差別化がなされていた。最後までそれを貫いた方がよかったかも。その他の人も、作品の中で性格が変化しすぎのように思う。 そのひどい奴が活躍する最初と最後はなかなか面白い。そいつが長良川まで行ってカヤックをやっている期間にワトソン役が活動するのだが、それがやや中だるみをしている感がある。 とにかくたくさんの謎が出てくるが、どんどん解決していって、最後にはひとつも残さない。その謎も奇想天外だ。
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