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武士道とエロス (講談社現代新書)
 
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武士道とエロス (講談社現代新書) [新書]

氏家 幹人
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

男どうしの恋の道、衆道は“武士道の華”。美少年の争奪、衆道敵討、義兄弟の契り。江戸の風俗大革命で喪われていく「性」の煌き。武士たちの愛と絆を通して日本男性史を書きかえる。

恋と忠の感情史――以前は「恋の」気分と不可分だった「忠」という感情。それが時を下るにつれて前者を剥落させ(あるいは意識下に押しこめ)、後者だけが肥大化していく。それは、武士社会におけるメンタリティーの大きな変化、転換にほかならないだろう。ひとり武士だけの問題ではない。わが国における男と男の関係、男どうしの絆のあり方を歴史的に振り返ろうとするとき、この問題はとても重要な示唆を含んでいるように思われる。恋と忠の感情史。というと直ちに「葉隠」を想起される方も多いことだろう。テーマとしてはいささか手垢のついたものかもしれない。しかし「葉隠」固有の世界にとどまらず、より多彩な角度から照射するならば、このテーマは、“日本男性史”を構築していくうえで新しい視角を加えてくれるにちがいない。――本書より

内容(「BOOK」データベースより)

男どうしの恋の道、衆道は“武士道の華”。美少年の争奪、衆道敵討、義兄弟の契り。江戸の風俗大革命で喪われていく「性」の煌き。武士たちの愛と絆を通して日本男性史を書きかえる。

登録情報

  • 新書: 238ページ
  • 出版社: 講談社 (1995/2/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 406149239X
  • ISBN-13: 978-4061492394
  • 発売日: 1995/2/16
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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By カスタマー
形式:新書
 徳川時代の武家社会における衆道についての興味深い本です。コンバクトにまとめられていて、多忙な人や女性、若い人たちにも読みやすい万人向きの一冊。是非皆さんにお奨め致します。

今日、井原西鶴の『男色大鑑』の英訳や岩田準一の『本朝男色考』の部分的な仏訳・英訳、そしてG. Leupp 著の "Male Colors" 等々の刊行で、海外でも盛んに注目されるようになった日本の衆道の世界。しばしば古代ギリシアの”少年愛”パイデラスティアーと比較されるほど、倫理的にも教育的にも高く評価され、賞賛されていた我が国の男同士の恋愛の世界を、本書は分かりやすく解説しています。

 西欧化してしまう以前の本来の日本人の「エロース観」を知るうえで欠かせない書物だと申せましょう。

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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
興味をそそるタイトルだったので、ずっと気になっていた本である。

この本は、江戸時代から伝わる武士道を紹介しつつ、その背景には男色というものが存在していたことを歴史的出来事を交えつつ説明している。

義兄弟の契りをかわすこと、明治時代の開放的な男色、歴史の教科書にも書かれていない性文化を教えてくれるおもしろい本である。

ただ、事象の紹介だけに関わらず、もっと踏み込んだ話が欲しかった。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
男色とは 2005/4/18
By hiraku トップ1000レビュアー
形式:新書
武士社会に流れた男色についてを歴史的に検証した書。武士道というのは我々「男」にとってはある種の憧れであり、その道は男にしか分かり合えないと思う。戦場で生死をかけた男たちだからこそ分かり合える道。まあ、本書は武士道研究のある側面をとらえている事は確かなようであります。その意味で私は評価いたします。
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