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正論 2012年 05月号 [雑誌]
 
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商品の説明

内容説明

徹底検証
大阪維新の会は本物か
橋下徹は「保守」ではない!

この雑誌について

保守論壇の新たな地平を切り拓くオピニオン誌

登録情報

  • 雑誌
  • 出版社: 日本工業新聞社; 月刊版 (2012/3/31)
  • ASIN: B007KP02XS
  • 発売日: 2012/3/31
  • 商品パッケージの寸法: 20.8 x 14.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 件のカスタマーレビュー)
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By 閑居人 トップ50レビュアー
巻頭論文は適菜収氏の「橋下徹は『保守』ではない!」。橋下は、メディアを活用することに於いて天才的な才能を持つ政治家であるが、その本質は何なのか。適菜氏は、「本質的にアナーキストであり、メンタリティとしては古いタイプの左翼」と論断する。そして、根本にある「国家解体へのエネルギー」が安易な道州制などと結びついたときに、「橋下劇場」によって政治はさらに混乱するだろうと予言する。その根拠の妥当性は、適菜氏の文を読んで読者が判断することである。編集部としては、バランスをとる必要もあって、大阪市顧問の山田宏氏「平成の『龍馬伝』が始まった」という文章を併載している。こちらは、「橋下の突破力は、維新の回転力となって平成の西郷や木戸を生むだろう」とのご託宣である。「大阪維新の会」志願者が殺到し、にぎやかに見える。しかし、西郷隆盛が、「才谷」と名告る土佐脱藩浪人の居場所を会津藩にご注進した張本人という説が有力なことも忘れてはならない。
「特集」は、「歴史捏造への反撃」である。これは、いわば「正論」のアイデンティテイの一部のようなものである。「『日本は自衛のために戦った』マッカーサー証言を取り上げた都立高校副教材の衝撃」。東京都副知事の猪瀬直樹氏らによる鼎談。
「尖閣諸島」については、拓殖大学教授下条正男氏の「明代から中国領の真っ赤な嘘」が掲載されている。最近出た孫崎享「不愉快な現実」(講談社現代新書)によれば、この元外務省情報分析官は、「中国は国連憲章を遵守する国だから、日本は戦わない選択が正しい」と述べている。下条氏は、最近の北京政府が根拠として出した歴史資料を取り上げて解説しているが、元外交官より遙かにまともな論考であり、参考になるものである。
長部日出雄「古事記は『歌劇』である」。以前からそうであるが、長部氏の「仮説」の多くは、現在(将来も)立証できない。しかし、作家の直感が真実を抉っているのではないかと思わせられることが多く、感動すら覚える。「古事記」研究者は、ただただ泣くしかない。
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