ずっと待っていたリナ&デッカーシリーズの最新作。何年ぶりだろう?普通、こういったシリーズものは1年に1冊ぐらいのペースで翻訳されるんだと思うけど、このシリーズは、原作は定期的に出版されるのに翻訳が追いつかず、どんどん未訳のものが増えていっている。
今回の作品は、レイプ殺人をデッカーが追うという、普通のミステリー。今までのようなユダヤ人の文化が事件に絡まず、ちょっと物足りない。リナも脇役に徹していて、いつものようなデッカーとリナの大恋愛小説っていうわけでもない。
ただ、ミステリーとしてはこなれていて、スピーディな展開もあって、上下巻、あっという間に読んでしまった。物語の中心的な役割を果たす若い男女も魅力的だし。
次作が待ち遠しいが、きっと2年後ぐらいかしら?