池田先生と養老先生が前作『ほんとうの環境問題』に続き、地球温暖化問題について大いに
語りまくります。
前半が池田先生の論考で、地球温暖化脅威論こそが脅威であり、エネルギー問題と人口問題が
ほんとうの環境問題だということが述べられています。
後半では、例によって「あったりまえじゃないか」という感じで養老先生が登場。
二人の座談は大いに盛り上がり、ほとんど暴走状態です。
二人に共通の考えは「単純な事実と複雑な事実」の二つのように思えます。
(1)単純な事実
生命とは炭素循環系。(植物はCO2を取り込み光合成でエネルギーを作り、
動物はその炭素を酸化(呼吸)しCO2を排出することでエネルギーを
取り出している。)
「脱炭素社会」などといっている人に対しては、「あなたの体でいちばん多い
原子は何だか知っていますか?」と聞いたらいい。
養老先生(117頁)
(2)複雑な事実
CO2だけで地球温暖化を説明できるはずがない。気候変動という複雑なことを
説明するには複雑なモデルがいる。
池田先生(128頁)
生物学から見た環境問題とは何か。ヒラメキ・ぶっ飛び型の対談をお楽しみください。
(但し、養老先生が嫌いな人にはあまり・・・・・・ )