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12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
こういうものを野暮という,
By おばぼたる (愛知県名古屋市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 正岡子規 言葉と生きる (岩波新書) (新書)
●子規の手紙や俳句などの引用といっしょに、筆者の(誰でも思いつきそうな)月並な感想が平気で書き連ねてある。たとえば、子規の最後の口述筆記「九月十四日の朝」の引用は無惨にも途中で区切られ、「明ける、はずすという行為の反復が短く表現されており、それが心の弾みのようなものを伝えるのだろう」(P201)などと余計な合の手が差し挟まれる。こういうのを「野暮」という。●岩波文庫(緑)を買って、子規の言葉を自分ひとりで味わうことをお勧めする。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
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レビュー対象商品: 正岡子規 言葉と生きる (岩波新書) (新書)
司馬遼太郎の『坂の上の雲』連続ドラマ化で、香川照之演ずる正岡子規が俄かにクローズアップされたことも、本書が上梓された背景にはあるのだろう。評伝の体裁をとっているが、各章の冒頭に子規の代表作中の一文を掲出し、これを解説しながら、子規の成長からその死までを追うという形式をとっている。ドラマなどでは夭折の天才文学者として偶像化されがちな子規であるが、彼の死に至るまで献身的に看護した妹律を「同感同情ノ無キ木石ノ如キ女也」と悪態をつく「仰臥漫録」中の一文も紹介されている。坪内氏の著作を手に取るのは初めてだが、文学者らしい平易かつ達意の文章にも感服した、
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