実は私は演義の読者ではなく、コーエーの「真・三國無双4」に
はまって三国志に興味を持ち、この本を手に取りました。
ゲームでは雑魚扱いの武将・軍師達が実は重臣だったり
戦いごとの政治や人間関係的背景がわかったりしてとても面白い。
蜀贔屓ではない私には、恣意的に曲げられた「演義」の叙述ではなく
「正史」の淡々とした記述が読みやすかったこと、
人名が当用漢字ではなく原典通りの字体であること、
ビジネス書的意味づけをしていないことがよかったです。
筆者の主観的意見は目立ちますがこれだけの労作ですから
思い入れも当然かと思いました。
大きくて重たい事典的本ですので枕元に置き、人間関係でジャンプして
読みつないでいくとなかなか眠れなくて困ります。
それにしてもゲーム上の張コウや魏延はどうしてああなっちゃったの?