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正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために
 
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正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために [単行本]

赤祖父 俊一
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

地球温暖化という都合のよいプロパガンダに踊らされてはいけない。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

赤祖父 俊一
1930年、長野県生まれ。1953年東北大学理学部地球物理学科を卒業。同大学院在学中の1958年にアラスカ大学大学院に入学。博士号を取得。アラスカ大学地球物理研究所助教授を経て、1964年に教授に就任。1986年から1999年まで、アラスカ大学地球物理研究所の所長、2000年から2007年まで、アラスカ大学国際北極圏研究センター所長を努める。オーロラをはじめ、地球電磁気学や北極圏研究における世界的権威(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 183ページ
  • 出版社: 誠文堂新光社 (2008/06)
  • ISBN-10: 4416208189
  • ISBN-13: 978-4416208182
  • 発売日: 2008/06
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
著者の赤祖父俊一氏は、今、世界中で喧伝されている地球温暖化の定説に対して、”誤った地球温暖化論に惑わされてはならない”と警告している。
本書では、国際気候変動パネル(IPCC)(Intergovernmental Panel on Climate Change )が、科学的な学問として地球温暖化を検証していないことを、多くのデーターなどを提示しながら危惧している。
IPCCがイギリスで発足した当時の目的が、原子力発電技術を売り込むための組織だったことなどにも疑問を持つていることにも触れているから、ますますIPCCに対して不信感を持ってしまった。
IPCCが小氷河期(1400年頃から1800年頃まで)について重要視してないことが理解できないとも書いている。
何故なら地球温暖化が大気中の炭酸ガスが急増した1940年ごろから始まったのではなく、1800年代からすでに始まっていたから、小氷河期を無視することはできないからである。
著者は、現在進行中の温暖化が総て人類活動で放出された炭酸ガスが原因ではなく、地球の自然変動であると書いている。
勿論、1940年頃からの炭酸ガスの影響も含まれているが、少なくとも六分の一程度ではないか、と本書のはしがきで書いていた。
著者が本書の巻末で、地球温暖化対策も大切かも知れないが、グローバル市場主義社会がもたらした格差社会での貧困国家救済などのほうが喫緊な門題だと説いていた。
本書を読む前に、「歴史を変えた気候大変動」、(ブライアン・フェイガン著)も読んでいたので、著者の学説には真実に迫る説得力があった。
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36 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
IPCC(国際気候変動パネル)のリポートには重大な誤りがある。
いま進行している地球温暖化のほとんどは。
「地球の自然変動である」
地球温暖化と言う都合のよいプロパガンダに躍らされてはならない。
(カッコ内レヴュアー補足)

と言うのが、著者、赤祖父俊一氏が本書で言わんとする大意である。
赤祖父俊一氏は、アラスカ大学国際北極圏研究センター所長を努めた、北極圏研究における世界的権威である、

そういえば、「温暖化、温暖化っていうけど。地球は熱くて困った時より寒くて困った時の方が長いんだよ」
と塾の理科の先生が、子供に話していたことお思い出しながら本書を読む。

論旨は明快で分かりやすいが、この論旨が正しいとすると、IPCCは、なぜ誤ったかが問題になる。
無知によるミスは除外すると、残るは「欲と利権」そして「研究者としての功名心」しかない。
「誰かを貶めるため」と言う動機も考えられうるが、それは安っぽいミステリの読み過ぎということだろう。

赤祖父氏は、こう推論する「原子力発電を推進するには、火力発電などの二酸化炭素を出すエネルギーを温暖化の犯人として糾弾する必要があった」
その上で、今の日本の状態を次のように表現する「ノーベル平和賞のアル・ゴアを救世主として温暖化狂想曲で踊っており、報道はその調子を鼓舞して太鼓を叩いている」

凍土の上に建った家が、凍土が溶けたことで傾いでいるが、それは、暖房をしたからで、
氷河の先端が海に崩れ落ちるが、それは氷河は流れる川だから先端が押し出されるのは当たり前で、
シロクマが北極の氷の減少で、アザラシの棲むえさ場が減リ、絶滅の危機に瀕しているという情報は捏造で……

こう言った情報は、赤祖父氏が特に原発反対派ではないだけに信憑性を帯びて伝わってくるのである。

あとは皆さんに読んで判断してもらうしかない。
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210 人中、184人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 著者は前国際北極圏研究センター所長である。前著「北極圏のサイエンス」は著者の長年の研究拠点となった北極圏を日本に紹介するという主目的の中で「気候変動問題でのマスメディア報道による北極圏に関する誤解を解く」ことに一部ページが割かれていたが、今著は最初から「地球温暖化問題」に焦点をあてて書かれた著者渾身の一冊である。
 著者は豊富な文献的な資料からIPCCが無視してきた小氷期が確かに存在したことを立証し、この小氷期が1800年頃に終わった後から0.5℃/100年の温暖化が現在まで200年間持続していることを示している。この温暖化は大気中CO2濃度上昇のはるか以前から始まっており自然現象とみなすべきである。したがって20世紀に認められた0.6℃の気温上昇のうち少なくとも6分の5は自然現象であると主張している。これは「1900年代中頃から観測された気温上昇の大部分が人間活動による温室効果ガスによる可能性が極めて高い」という2007年のIPCC4次報告に真向から反論するものである。「ホッケースティック」に見るようにIPCCは小氷期の存在を認めていない。それは「気候の自然変動を軽視し最初からCO2による温暖化を重大問題にすること」を政治目的とした組織であるからだと言う。その結果IPCCによって気候学という学問が歪められてしまっており新興宗教のようになっていると著者は言い切っている。人為的温暖化説に疑問を呈する者が「懐疑者」「否定論者」「人類の敵」などと呼ばれているのがその証拠だ。学問であるなら当然「反論者」と呼ばれるべきである。「IPCCは公明正大な権威ある科学者集団」と勘違いしている日本人が多いが、それは妄想に過ぎない。これはIPCCの主張を拠り所として温暖化を支持している人々にとってはその根拠を失う指摘でもある。温暖化の原因が自然現象であれば順応することが第一で対策などあろうはずもなく、温暖化対策に巨額の税金を投入することは全くの無駄である。資源枯渇の問題には「石油資源を大切に使いましょう」と呼びかけるだけで十分で、何も「温暖化」で脅す必要はないと主張している。
 著者は海外生活が永く立場上諸外国の事情に明るい。また外から日本を見ていると内側がよく見えるようだ。政官民一体となって「地球温暖化問題」を騒ぎ立てているのは世界中で日本だけだと指摘する。我が国の将来的な戦略として最重要かつ緊急課題はエネルギーと食料の確保であり、温暖化問題のような不急の問題で国力を費やすのは得策ではないという著者の主張はまさにそのとおりである。現在この問題は最大の国際政治問題になり、温暖化防止・CO2排出削減は裕福な先進国と貧しい発展途上国の争いの道具になっている。外交べたの我が国はこのままでは「地球温暖化問題」で疲弊し切ってしまうという著者の危惧は祖国を強く思う気持ちから出たものであろう。しかし残念ながら自分達の活動と存在を正当化するためだけに温暖化問題を極端に過大視している「温暖化防止団体」や、「寒冷化だ。温暖化だ。」と何かにつけて騒ぐ「大変屋」が跳梁跋扈して、これに同期した無知なマスメディアのセンセーショナルな一方的な誤情報が騒動を増幅して国民の大部分が踊らされているというのがわが国の現実である。そろそろ踊るのを止め、正気にもどって冷静に考えてみてはどうかという著者の日本国民への切実な訴えが痛感される好著である。
 温室効果の説明がややぎこちないが、それを補って余りある高密度の内容で最高評価とした。これから温暖化問題を考えようとする人だけでなく、今まで何も考えず温暖化対策に突っ走ってきた人にもぜひ読んでいただきたい一冊である。
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