とても素晴らしい内容です。声楽のレッスンは、曖昧なイメージを言葉にしたアドバイスが大変多いものです。
「お腹で呼吸して」とか、「足の裏まで楽器にして」とか・・・
しかし、それは解剖学的に見て有り得ることなのかどうか、疑問に思うことが多かったです。声楽を勉強するということは、自分の身体をいかに楽器として作り上げていくことでもあります。実際に身体がどんな風に使われているか、どのように使うべきかが、曖昧なイメージではなく、実に明確に記されています。
解剖学的な専門用語も多いので、整体などの勉強を少しされた方のほうが理解しやすいとは思います。
この本を読んでいて「うんうん」と頷きながら思わず笑ってしまったり、「なるほど〜あの感覚は、こういう理由からだったんだ〜」と納得したり・・・
本当によい本に出会いました。