永遠の青年・村下孝蔵がこの世を去ってから、
もうずいぶん時間が経った。
しかし、この人の歌は、
ほんとに時間の経過という劣化を、全く知らない。
ひとつひとつの歌に、いくらでも蒼く酸っぱい、
誰でも経験する一定の時間の流れを、
曲に触れるたびに想像することができる、
本当に、すばらしいCDである。
このCDは12曲入りの、いわゆるベストアルバムである。
いわゆる、ヒット曲である「初恋」や「踊り子」「ゆうこ」などは、
こちらではなく「歌人 ソングコレクション」に収録されていて、
この12曲に、普段使いで耳になじむ曲は、
やや少ない感じもするが、
一度、聴いてみると、どっぷりはまると思う。
正直、村下孝蔵は、生前は名前は知っていたが、
あまり聴く機会はなかったが、
このCDを買ってから、非常にはまっている。
蒼かった自分の志を忘れそうになったら、ぜひ聴いてみたいCDである。