地方に住んでいるため、当時少し遅れて放送が始まり、すごく面白くて高視聴率だという情報は入ってましたので早く見たくて仕方なかったのをよく覚えています。「魔王」で大野智にハマったのでこのドラマが2作目でしたが同じ人が演じているとは到底思えませんでした。あれほどインパクトのある成瀬領役とはあえて全く違う役を演じるのは戦略的にも正解だと思うんですが、前回の色を全く残さず別人に演じられる本人の力量が凄いです。毎回流れる前半のモノローグからコメディ力を発揮しまくり、後半にはちょっとホロリとさせてくれる、爆笑しながらも心温まるドラマでした。特に2話が好きですが、このドラマの最初のヤマだと思います。このまま最後まで楽しめる!と確信した回でした。特典映像で父親役の小野武彦さんも言っていましたが私もドングリにハマってしまいました。
主題歌「曇りのち快晴」は伸びやかな綺麗な声で毎週聴けるのが楽しみでしたし、劇中でも歌手・大野智のまさかの童謡が聴けて、最終回の「蛍の光」ではあの若さで醸し出す哀愁に驚かされました。欲を言えばバンド時代の歌が一曲くらいあったらもっと歌のおにいさんとのギャップがあって良かったのにと思います。
大野智の演技力は言うまでもないですが、脇を固める女優陣、素晴らしかったです。木村佳乃、片瀬那奈の行き抜けた演技には毎回大爆笑、見ていて爽快でした。特に片瀬那奈、あんなに演技力ある方とは全然知りませんでした。また、須藤理沙演じる健太のお姉さんもとても魅力的で暖かくて本当の姉弟みたいな雰囲気が出てました。
誰の演技を見てもドラマから出演者同士、いい雰囲気で仕事をしているんだろうなぁと感じられました。
主人公矢野健太の「歌のおにいさん」成長記も微笑ましく見ていましたが、木村佳乃演じるプロデューサー役には働く女性としてお手本にしたいところが満載です。私ごとですがその頃仕事に行き詰っていましたので大げさですが「自分と仕事」についても考えさせられたドラマになりました。
Believe│曇りのち、快晴【通常盤】