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歌うクジラ 上
 
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歌うクジラ 上 [単行本]

村上 龍
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

2022年のクリスマスイブ、ハワイの海底で、グレゴリオ聖歌を正確に繰り返し歌うザトウクジラが発見された・・・・。そして100年後の日本、不老不死の遺伝子を巡り、ある少年の冒険の旅が始まる。

内容(「BOOK」データベースより)

2022年のクリスマスイブ、ハワイの海底で、グレゴリオ聖歌を正確に繰り返し歌うザトウクジラが発見された…。そして100年後の日本、不老不死の遺伝子を巡り、ある少年の冒険の旅が始まる。

登録情報

  • 単行本: 386ページ
  • 出版社: 講談社 (2010/10/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062165953
  • ISBN-13: 978-4062165952
  • 発売日: 2010/10/21
  • 商品の寸法: 19 x 14 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hige
形式:単行本
iPhoneアプリで本作を読んだ。
店頭でハードブックも開いてみたが当然のことだが内容は一緒だった。
違うのは章毎にアートワークが表示されるのと、一部のシーンで効果音に近い音楽が流れることだけだ。

上層、中層、下層に区分けされた理想社会をアキラは旅する。
通常であれば一生を決められた層で生きるところを、旅で社会を横断する。
層毎の違いを方言のような言語で表しているのはわかりやすい。
どの層も我々の世界観からすれば不幸にしか見えない。
既存のディストピア小説と異なるのは、指導層とそれ以外に分かれて指導層だけが幸福、という構造ではないことだ。

章毎に新たな設定が延々と提示されるやり方は「家畜人ヤプー」を思わせるが、主人公に目的を持たせ行動させる点で本作のほうが一貫したまとまりがある。
社会を強調しているのと特殊な環境のため、登場人物たちの心情は理解しがたい。あと長い。

作者の「コインロッカー・ベイビーズ」の薬島みたいな設定が好きか、ディストピア小説が好きならおすすめ。
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29 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
歌うクジラ 2010/10/31
形式:単行本
この小説を読み終えた後、「何故自分は小説を読む必要があるのか」
ということと、「小説を読まなくてもいいように暮らしていくためには
どうすればいいのだろう」というようなことを考えました。
村上龍さんの書く小説は自分にとってとても異質で、そういうものを
必要としているからかもしれないと考え、一方で、こんな凄い小説を
読まずに過ごせるならそれはそれで越した事はないのではないかとも
考えたのでした。
矛盾していますが、そういうことを考えたのはこの小説が初めてで、
とても新鮮でした。
このレビューは参考になりましたか?
43 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By みやさま トップ1000レビュアー
形式:単行本
 人類がついに不老不死のSW遺伝子(Singing Whale)を発見した22世紀の世界。
 SW遺伝子は限られた一部の選ばれた人間に応用され,その反作用として犯罪者には急激に老化を促進させる方法が取られた。
 文化経済高率化運動により,食事や笑顔や敬語が害悪とされ,人々の徹底的な住み分けがなされた日本。
 もっとも最下位の層の犯罪者が住む九州北西部の新出島で暮らす15歳の少年アキラは,死の直前の父のため,SW遺伝子の秘密が入ったマイクロチップを,ある人物に届けるため新出島から出ることを決断する・・・・。
 この設定だけでもワクワクしてしまう村上龍の新作は,i-Padで先行発売され話題になったが,i-Padを持っていない私は,本が出版されるのを今か今かと楽しみに待っていた。
 その圧倒的な戦闘の描写力は,「五分後の世界」や「半島を出よ」同様すさまじく,目を覆いたくなるような残虐なシーン,嫌悪感を感じる描写もあるが,100年後の日本が舞台であり,リアリティーある造形物の描写やその想像力には驚かされる。
 そして,なによりも個性ある登場人物が多く登場するところが,この作品の魅力だ。
 15歳の少年アキラと行動を共にするサブロウさんは,クチチュと呼ばれる突然変種の人間だ。耳の後ろに小さな穴があり,触ると死に至るような猛毒の液がそこからにじみ出ている。
 アンという女性は,反乱移民メンバーの子孫で,グループのメンバーともに助詞をむちゃくちゃにした日本語をしゃべる。敬語が禁止されて長い日本において,敬語が使えるアキラは貴重な存在としてメンバーに受け入れられる。
 飛行自動車の運転手ネギダールは,猿と中国人のDNAを組み合わせて生まれた女性だ。
 少年アキラは,いろいろな人物と出会い,別れ移動を続ける。
 15歳という年齢は,移動を開始するのにもっとも適した年齢なのかもしれない。(そういえば,村上春樹の傑作「海辺のカフカ」でも15歳の少年が移動することによって物語が始まりましたね)
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投稿日: 6か月前 投稿者: にあぁ
うーん・・・・。
面白いか否かで言えば、かなり面白い。冒頭のバイオレンスシーンも導入部としてはとても巧く引き込まれるし作品全体のテンポもよくかなり読ませる。だが、なんというかテーマ... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: I Love SevenStars
わけがわからない
 とにかく読むのが苦痛だった。面白くない。わけがわからない。エンターテイメント性もまったく感じなかった。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: ba-su
Imagine
幽遊白書のうらめし幽助、ドラゴンボールの孫悟空にはなくて、この歌うクジラの主人公にはあるもの、それは想像力。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: マツケン
村上龍ファンが村上龍ファンに薦める一冊になってるが、
22世紀の未来社会が舞台とはいえ、SF者と呼ばれる人が読んでムラムラするほどSFマインドに満ちているかは、SF者じゃない自分にはわかりませんでした。あてずっぽで言... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: あんころもち
何か新しい提案や提示があるだろうか
 希望のないグロテスクな未来。典型的なディストピア小説だ。
敬語がすたれるとか、助詞が乱れるとか、文学者らしい素材が使われてはいる。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: くわもちじんぺい
少しきつかったけれど…
村上龍の作品はよく読んでいます。今回は読むのが少しきつかったけれど、「移動」をテーマにした挑戦に拍手です。
投稿日: 14か月前 投稿者: tachibana
とある古いファンの繰言
ここに描かれた世界は、現在の日本国家の閉塞感を
村上龍氏個人がじっくりと発酵させ腐敗させた末に... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: 正直・ひとこと
黙示録の獣の刻印の世界を描いた大作
現在政府が通そうとしている国民総背番号制から人体埋込型マイクロチップ(ベリチップ、ペット用は既に実用化... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: 百吉
危険なアウトサイダー
毎回の事ですか村上龍の小説は精神的にも体力的にも読むのにかなり消耗する。ただが小説で普通ならあり得ない。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: DiDi
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