歌い手になるための入門書ということで、最初の関門である機材選びに関して写真付きで解説していて
親切な構成になってると思います。すでにマイク、インターフェース等を持ってる人でも、こういうマイクも
あるのか!という発見があるかと。
他には、歌い手虎の巻と称した各分野(歌い手、絵師、ミキサー、動画師、エンコ師等)の有名人の
インタビュー記事は読んでて参考になりました。中級者にもオススメと書いたのは、この辺の記事が
唄い方やMIX等に関してちょっと踏み込んだ内容になってるからで、自分なりの方法論を模索してる人は
すごく楽しく読めると思います。逆に初心者の人は最初は読み飛ばしたくなっちゃうかもしれませんw
あえて気になる点を挙げるなら、上で述べたとおりあくまで「初心者、中級者に易しい内容」であり、
転じて「上級者にはそれほど必要の無い内容」となっている点と、巻末の「ライブ開催のための方法」、
「同人CDの制作方法」などが突き抜けすぎてて初心者にはあんまり参考にならない点などでしょうか。
ちょうどそれが知りたかったんだ!という人ならそれもプラスなポイントだとは思いますがw
ネットで調べれば各種知識はいくらでも手に入りますが、クリエイター側がどんな考えを持って作品を
作っているかはやっぱりこういう本でないとわからないと思うので、気になる方は買ってみるのもアリかと
思います。今までこういう系のムックを何冊か買ってみて、過度な期待はしないほうがいいんだなーという
持論を勝手に持ってたんですが、今回のこの本は久しぶりに期待通りの内容だったかも。
あくまで私見なので、参考までに。