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欲望
 
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欲望 [単行本]

小池 真理子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

三島由紀夫邸を寸分違わずコピイした変奇な館の落成パーティが、四人の運命を手繰り寄せた。交通事故で性の悦びを閉ざされた美青年。絶望とうらはらに燃えさかる欲望のほむら。館で再会した男女のそれぞれの性、それぞれの愛、そして死の翳り。数年来追い求め続けたエクスタシーの究極の姿。二年の沈黙を破って読者を虜にする、小池文学の頂点。

内容(「MARC」データベースより)

三島由紀夫邸を寸分違わずコピーした変奇な館の落成パーティが四人の運命を手繰り寄せた。交通事故で性の悦びを閉ざされた美青年と館で再会した三人の男女のそれぞれの性、それぞれの愛、そして死の翳り。

登録情報

  • 単行本: 384ページ
  • 出版社: 新潮社 (1997/07)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4104098027
  • ISBN-13: 978-4104098026
  • 発売日: 1997/07
  • 商品の寸法: 20.2 x 14.4 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 931,470位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By うろ
形式:文庫
どのような恋慕も、身体で愛を交わすことによってその一時はカタルシスを得ることができる。しかし、そういう肉体的な楔を打ち込むことができない想いというのは、一体どこまで続くのだろう?『果てることのない想い』-想像しただけで気の遠くなりそうな、気分の悪くなりそうな、それでいて不思議な陶酔を覚えるような観念だ。

また、『相手を求める』と簡単に言うことはできるけれど、その求める『何か』が肉体以外の何かであるのだとしたら(そして、多分そうなのだろうけれど)究極的に、私たちが愛する人に求めているその『何か』とは一体何なのだろう?

読後は暫し放心してしまった。
焦がれるような切なさが溢れる、秀逸なラヴストーリーだった。

なお、正巳の口からあるものが零れ落ちる場面といい、終盤に袴田の本からあるものがはらりと落ちる場面といい、小池真理子の演出の芸の細かさと上手さはいつもながらさすが…。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 作者の書きたかったことは推定できるが、ストーリー性の希薄さが、作品としての完成度を損なっている。阿佐緒、正巳の死がいずれも唐突であり、割いているページも少なすぎる。理由も読者に明確ではない。この部分を簡単に片付けてしまったので、それまでのやりとりが冗長だったのだと判明してしまうのだ。特に阿佐緒の事故の状況を述べている視点が誰なのか不可思議だ。全体の視点が類子なのに、ここは神の目のようだ。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヒロ
形式:文庫
読み終えてしばし考え込んでしまう。だけど一方で美しく透明感溢れるすがすがしさを感じられる。自分自身に置き換えると身動きが取れなくなる作品。
男と女が惹かれ会い精神と同様に互いの肉体を求めることは誰にも止められない。お互いが欲しているものを与え合うことができるすばらしさがそこにある。
だけど欲しても一方がそれを与えることができない場合,求める者は満たされぬ想いが「欲望」という形に姿を変えるのだろう。愛すれば愛するほど果てることのない想いとして。・・
精神的な結びつきだけで深く愛し合う2人が過ごした南の島でのひととき。読んでいて救われたような気持ちになったが,休暇の終わりに手を振りながら沖に泳ぎ出し二度と戻らなかった正巳と,一人残された類子。2人の心を中を想い図ることはとてもできない。
深く重いテーマでありながら,丁寧できめ細やかな描写が作品を美しいものにしている。小池真理子に脱帽します。
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最近のカスタマーレビュー
比べてしまうと……
小池真理子さんは「恋」「無伴奏」がとてもよかったので、これも読んでみました。うーん、期待が高すぎたのかもしれませんが、これは私にはイマイチでした。必要以上に会話が... 続きを読む
投稿日: 28日前 投稿者: mix juice
死で解決してはダメ!
本好きの女性が覗いた三島由紀夫好き男性の精神世界2様。前半は、耽美な甘酸っぱい描写で、2010年よい脳内夏休みがすごせたと気持ちよかったのだが。自殺で解決する話は... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: shin-ich
小池さん自身の人生論なのかな
初出は1997同名で新潮社。読んだ文庫本も12刷と人気の作品らしい。500ページ弱にもおよぶ作品である。小池さんの最近の作品(ふたりの季節)の評価がそれほどでも無... 続きを読む
投稿日: 2009/4/25 投稿者: dream4ever
感動しすぎで、感想が決まらない!
 最後のページを読み終えたのは、通勤しているバスが下車すべき停留所に到着しようかという寸前だった。... 続きを読む
投稿日: 2008/10/29 投稿者: ワクロー3
例えば、ロココ調の部屋で紅茶みたいな、私の知らない世界の空気
 DVDがあり、小池真理子さんの原作と書いてあったので、小池さんの小説が... 続きを読む
投稿日: 2008/4/30 投稿者: tenjd
なぜ。
タイトルだけで手に取ったいわゆる「ジャケ買い」(笑)だったものの、見事にハマった。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/25 投稿者: Kuramama
悲劇の連鎖
巡り合いの不可思議さや登場人物たち心の交差がダイナミックに描かれている。... 続きを読む
投稿日: 2008/1/5 投稿者: 前略、amazon様
熱い本
淡々としているようでとても強い愛が交差した熱い本だと思った。
みんなが口々に絶賛する美しい男性というのが具体的に想像できなくて非現実的だったけど。
投稿日: 2007/12/7 投稿者: xx
非常に感銘を持てる、映画が楽しみ
肉体的に付き合う能勢との官能の性、精神だけでエクスタシーを
感じる不能の正巳とのそれぞれの逢瀬。三島由紀夫のはなしがやた... 続きを読む
投稿日: 2006/12/12 投稿者: 楓
三島由紀夫へのオマージュ
物語は、主人公(類子)の語りと言う形で進行してゆきます。電車に乗っている現在から1ヶ月前、そして中学時代まで話は遡り、現在まで戻ってきます。... 続きを読む
投稿日: 2006/1/26 投稿者: ringmoo
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