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5つ星のうち 5.0
アイ・ラヴ・アルモドヴァル,
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レビュー対象商品: 欲望の法則 [DVD] (DVD)
「欲望の法則」が私にとっての初めてのアルモドヴァル作品でした。今でもこのことを幸運なことだったと思っています。自らを悲劇に追い込んでいくアントニオが、最後のシーンで、 「こうなるような気がしていたよ」とにっこり笑って言うのですが、 その通り、この物語の結末はここに行き着くしかなかったのでしょう。 自ら炎を身に帯びて死の踊りを踊るような、純粋な狂気を演じたアントニオ・バンデラスは、 多分アルモドヴァルの作品でしか観られません。 彼がハリウッドに渡り、アルモドヴァルのもとを巣立った後、アルモドヴァルは「アントニオの亡き後」という表現を用いたことがあったと記憶していますが、その表現の是非は別として、よく理解できる気がします。 そして作品の端々にある「いかにもアルモドヴァルなディティル」が本当に好きです。 「欲望の法則」で言ったら、トリオ・ロス・パンチョスの歌のイントロに合わせてエウセビオ・ポンセラ演じるパブロがタイプライターのキーを叩くところ。 ああ、そうだ。アントニオ・バンデラスのことばかり書きましたが、このエウセビオ・ポンセラの冷たさと優しさと悲しみがにじむような眼差し。これがまたラスト・シーンでは心に食い込むようでした。
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