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欲望の植物誌―人をあやつる4つの植物
 
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欲望の植物誌―人をあやつる4つの植物 [単行本]

マイケル ポーラン , Michael Pollan , 西田 佐知子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,940 通常配送無料 詳細
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欲望の植物誌―人をあやつる4つの植物 + 雑食動物のジレンマ 下──ある4つの食事の自然史
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商品の説明

日経BP企画

欲望の植物誌
人間は植物を自分たちの都合のいいように「進化」させてきた。果実には甘さを求め、花には美しさを求め、麻薬には陶酔を求め、主食には容易な管理を求めてきた。人間の欲望が植物改良へと駆り立ててきたのは間違いないが、それを植物の視点から描いたのが本書だ。植物が人間を操って自らを進化させてきた、という視点で描かれている点は面白い。リンゴ、チューリップ、マリファナ、ジャガイモと、4種類の植物に関連するエピソードを通して、人間が植物に操られている様を描く。

例えば、米国ではマリファナの取り締まりが強化され、一時は絶滅の危機に直面したが、愛好者によって品種改良を受けて室内で栽培可能になった。これもマリファナが人間を使って進化を遂げた結果だと著者は表現する。ジャンルを超えた話題が豊富に盛り込まれており、飽きがこない。


(日経バイオビジネス 2004/02/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

内容(「BOOK」データベースより)

とびきりハイになれるマリファナにも、黄金色のフライドポテトにも、人間を誘惑しようとする植物たちの欲望がひそんでいる―?ユニークな視点から人と自然のあるべき関係を静かに語りかけ、圧倒的共感を呼んだ話題の書。全米20万部突破のベストセラー。

登録情報

  • 単行本: 398ページ
  • 出版社: 八坂書房 (2003/10)
  • ISBN-10: 4896948300
  • ISBN-13: 978-4896948301
  • 発売日: 2003/10
  • 商品の寸法: 18.8 x 15.2 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 魔狼
形式:単行本
リンゴ、チューリップ、マリファナ、ジャガイモを題材として

様々な視点から植物とヒトとの関係を書き表した本。

ヒトは植物を支配「している」のではなく、それと同時に

ヒトは植物に支配「されている」とも言えるという

視点に立っているとてもユニークな本。

なぜ、リンゴが挿し木で増やされているのか?

チューリップの色はある種のウィルスが原因だった?

なぜ、マリファナのような麻薬が自然界に存在するのか?

微生物の遺伝子を組み込んだジャガイモとマクドナルドの関係は?

・・・いろいろなジャンルの学問の知識を元に、筆者は世界中を飛び回って

実際に様々なヒトに話を伺っている形式でかかれており、とても読みやすい。

誰でも気軽に読めるサイエンス・ポピュラー本。

お薦め。
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By 志村真幸 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 著者は園芸ジャーナリスト・エッセイスト。本書もみずから耕す菜園の体験がたっぷり語り込まれ、生き生きとした内容になっている。

 「欲望の植物誌」とは、人間がリンゴなどの作物を利用(=栽培して食べる)しているのではなく、植物が版図を広げるため人間を利用しているのではないか、という逆転の発想を意味する。具体的にはリンゴ、チューリップ、マリファナ、ジャガイモの4つが取り上げられ、それぞれ「甘さ」「美しさ」「陶酔」「食」の観点から論じられる。たとえばリンゴなら、ひたすら甘くなることに成功した品種だけが広く栽培されることになるのである。
 別に学問的な著作というわけではなく、作物の改良を進化の観念にからめながら様々なアイディアが開陳される。アイディア自体にはそれほど独自性が感じられないが、語り口の柔らかさ、実際に作物を栽培することの面白さもあり、非常に面白かった。

 ジャガイモの章では遺伝子組み替え技術について論じられており、悪くはないが忌避するという著者の対応は予想通りだったものの、農業技術の進歩に驚愕させられた。

 著者の基本的態度は「甘さ」などが偏重され、単一品種栽培が広がることへの反対にあり、ことあるたびに原種の多様性が言及される。確かに色とりどり、さまざまな味、大きさのリンゴのある世界の方が魅力的だとは思う。しかし現実の世界がそれを選択しなかったのはなぜか。その点については次の著作で取り上げられるらしい。

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