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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
国際犯罪に挑む麻取モノ。スケール広大だが・・・,
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レビュー対象商品: 欧亜純白 ユーラシアホワイト I (単行本)
麻薬取締官(略称:麻取)という知られざる職業を主人公にあてて点は異色。彼らは厚生省管轄の公務員でありながら、拳銃所持と逮捕権が認められている特異な存在。 本作はエンターテイメント小説ではあるが、 犯罪組織間の微妙な力関係に、日本、中国、合衆国などの麻取組織が絡み合う、 極めて複雑な展開を呈するため、全編に渡ってかなりの部分に説明的な描写がある。 これは複雑な背景を読み手に伝える意味で必要なわけだが、 過多になると興醒めするため、加減が難しい。 一方、大沢作品の魅力の一つに、スリリングなバイオレンス描写があるわけだが、 本作の上巻を読む限りでは、その方面はやや少ないように思われる。 説明的部分が多く、作品本来の筋書きの配分がやや少ない。 ちょっと話が大きくなり過ぎた感があり、この後の展開に一抹の不安はあるものの、 ホワイトタイガーの正体と三崎の運命の結末を見届けるため、 下巻へと惹きつけるだけの読み応えはある。
5つ星のうち 3.0
無理がある・・・かな,
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レビュー対象商品: 欧亜純白 ユーラシアホワイト I (単行本)
舞台は、広大だが中身はこじつけ感満載。 ハードボイルドを気取ってはいるが、 登場人物がしゃべりすぎる(説明しすぎ) ちょっと無理があるなぁと思いながら、上下巻読了。 決して面白くないわけでもないけど、このボリューム感は不要
7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
国際レベルのスケールで繰り広げる「潜入捜査官」モノ,
By nikataro (横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 欧亜純白 ユーラシアホワイト I (単行本)
この作者の秀逸な点は必ず「組織」をきちんと説明する点にあると思う。日本の「麻薬取締事務所」と「警察」、アメリカの「CIA」と「DEA」、中国の行政当局と警察、そして敵となる各国の「犯罪組織」などを必ず綿密に取材するようなので圧倒的にリアリティーが増す。そのうえで、正義感にあふれるがために組織から疎外されながらも戦う魅力的な主人公を作り上げる。その姿は「新宿鮫」とも重なるが、本作はさらに日本−中国−アメリカの3国の捜査官が友情にも似た連携して徹底的に戦う壮大なスケール感があるのでみるみる引き込まれてしまう。それぞれの潜入捜査官が身元がばれないようにさまざまな工作をする焦燥感は香港映画のようだし、アメリカでの組織との対決はハリウッドのマフィア映画のような出来栄え。北朝鮮ルートの存在を書いた以上、韓国当局からも捜査官の参加があるべきでは、という疑問や悪玉のキャラクターを立てすぎたゆえにちょっと違和感を感じる部分もあるが、ぜひ映画化にてもらいたい作品。
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