「環境」について考えるに当たっては、いまだに懐疑論のある二酸化炭素犯人説と京都議定書の不平等条約問題(日本にとって)を、まず整理する必要があると考えていた。筆者は、前者についてはCO2・温暖化は問題のひとつであるとしてCO2削減目標の非現実性を指摘している。後者はまさにその通りとしている。しかし、いろいろなことが試行錯誤によって行われている現状から、それらにとらわれるのではなく、次をどう考えるかが大事であることを示唆しているように思われる。
そのうえで、環境ビジネス全体を俯瞰して、どのような可能性があるか、どのように理解すればよいのかをテーマに沿って整然と語っている。環境が現代の重要なテーマであるだけにビジネスマン必読の書と思われる。