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著者自身が欠陥住宅を購入した実話をもとに、現実の裁判と同時進行で執筆されたドキュメントタッチの小説。これまで『ルビーフルーツ』や『フォーチュンクッキー』といった、女性向けの明るくポップな官能小説を手がけてきた斎藤綾子が、軽やかな筆致はそのままに、理不尽な社会への反発を込めて書いた作品である。
女流ポルノ作家、綾子は、ひとり暮らしのマンションで近隣住民に不審がられ、地下鉄サリン事件の犯人かと疑われたことをきっかけに、4200万円の一戸建てを購入する。だが引っ越して間もなく、図面とちがうさまざまな家屋の欠陥が判明。不動産会社を相手取った民事裁判を起こした綾子は、ストレスから来る血尿とチックに悩まされながらも、孤軍奮闘の日々を続ける。
住宅探しから法廷闘争の顛末までを描いた本書で、著者が訴えているのは、ひとり身の中年女性に対する世間の冷たさと、その中での生きにくさだ。裁判で足元を見られ、幾度も妥協を迫られる状況に追い込まれても、守ってくれるのはへんてこな老弁護士ひとりだけ。しかし豊富になった建築知識を生かし、別のマンション建設反対運動にまで介入しはじめる主人公の姿は、パワフルそのものだ。奔放なセックスライフを楽しんでいた女性が、突然降りかかった災難を乗り越えることによって自立していく様は、読む者を勇気づけてくれるだろう。(砂塚洋美) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
出版社/著者からの内容紹介
40歳、女流ポルノ作家。覚悟を決めて一戸建てを購入。が、ナント欠陥住宅だった。悩んだ末に、弁護士を雇い裁判で争うことに。その結末は? へなちょこ女がタフになっていくハッピーな成長小説。
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内容(「BOOK」データベースより)
現実の裁判闘争と同時進行で執筆、驚くほどスリリング!40歳、女流ポルノ作家。ひとりで生きていく決意をして一戸建てを購入。が、ナント欠陥住宅だった。悩んだ末に、弁護士を雇い悪徳不動産会社を訴えることに。その結末は?へなちょこ女がタフになっていく、ハッピーな成長小説。
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内容(「MARC」データベースより)
40歳、女流ポルノ作家。ひとりで生きていく決意をして一戸建てを購入。が、ナント欠陥住宅だった。悩んだ末に、弁護士を雇い悪徳不動産会社を訴えることに。その結末は? やわな女がタフになっていく、ハッピーな成長小説。
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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
斎藤 綾子
1958年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業。在学中に「宝島」に投稿した短編が編集部の目に留まり「性体験時代」というタイトルで連載が始まる。81年、その連載を『愛より速く』とし出版、話題を呼ぶ。以後、ポルノグラフィーのパイオニアとして執筆をつづけ現在にいたる。最近では映画評などでも活躍している --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
1958年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業。在学中に「宝島」に投稿した短編が編集部の目に留まり「性体験時代」というタイトルで連載が始まる。81年、その連載を『愛より速く』とし出版、話題を呼ぶ。以後、ポルノグラフィーのパイオニアとして執筆をつづけ現在にいたる。最近では映画評などでも活躍している --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。