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機関銃の社会史
 
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機関銃の社会史 [単行本]

ジョン エリス , John Ellis , 越智 道雄
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 単行本: 310ページ
  • 出版社: 平凡社 (1993/04)
  • ISBN-10: 4582532071
  • ISBN-13: 978-4582532074
  • 発売日: 1993/04
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 機関銃が及ぼしたもの, 2008/3/28
機関銃を発明したガトリングは「自分の発明した武器が強いる膨大な損傷に人々が気づいたときに、戦争は阻止されるだろう」との思いにかかわらず、この兵器はそれまでの紳士的な戦争から無常な大量殺戮の兵器として紛争の場所には無くてはならならないものになっていく。
当初、機関銃の性能を疑問視していた軍関係者も19世紀末のアフリカ大陸を植民地化する格好な兵器として使用され、日露戦争での機関銃の有効性が立証され、そして第一次世界大戦の塹壕線〜アメリカのギャング時代から第二次大戦そして戦後の各紛争地域などその時代と共に軽量化、簡素化され性能は向上し低コストになり、今では手軽に一般市民でさえて手に入れることができる危険な兵器へと進化し続ける兵器の歴史の本です。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 時代の変化を読み取り対応するよりも 自分の今の生活習慣を維持するかに重点が置かれる, 2008/4/6
銃器マニア だけではなく 大量生産と技術の普及が 社会と人々の心と立場にどのような変化をもたらしたかを 解りやすく書いてくれています

戦争における殺戮の機械化(効率化)に貢献した機関銃が、どのような プロセスを経て 軍隊に認知されたかを記した本です。
機関銃の普及を阻んだものが、
「人間による大量殺戮の忌避」
という 理性的なものではなく
「自分が所属する 組織の変化を求めない」
という、社会(経済・産業)の時代の変化を認めない 集団の利権を守る為の 狭い視野だった事を 豊富な事例を例に挙げて示しています。


また ヨーロッパ諸国の植民地政策が 根拠無き白色人種の優越感から来ていた事から、機関銃という殺戮の機械化で得られる結果(「人種に関係なく 誰でも機関銃で撃たれれば 死ぬ」)さえ 理解する気がなかった(想像力の欠如)事が 「第一次世界大戦」における死傷者をいたずらに増やしたのではないかと 著者は指摘しています。

個人的には 第一次世界大戦注においての「戦場での機関銃 という機械の活躍」を無理やりに「機関銃を操る人が凄い」と思い込もうとする 当時の人の思い込みに 現在の「特殊部隊」の隊員(装備)像や 漫画・アニメの「専用機を操る エースパイロット」を活躍する作品を支持して 商品を消費する現代人の嗜好 と重なるところが観られ 苦笑いがこみ上げてきました。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 保守主義だけで説明してよいのか?, 2009/2/6
 機関銃が発明されてから普及していくにしたがって世間の目がどうゆう風に代わって言ったかを知るにはよい資料になります。しかしヨーロッパ各国において普及が進まなかった原因を軍隊の保守主義だけで説明しているのは少々説明不足だと思います。
 この本の中でも触れているように当時は科学技術と工業の発達速度がすざましい時代であり軍事関係の技術も飛躍的に発達していました。
 そのため軍には機関銃以外にも導入すべきものが多くあり(特に軽量化と射程の延長が同時におきていた大砲)、機関銃の調達の優先順位が下がっていたことも説明しておくべきだったのではないかと思います。
 よって星四つ評価。
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