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機動警察パトレイバー ザ・レイバー・インダストリー―レイバー開発全史 (Gakken Mook アナザー・センチュリー・クロニクル Vol.)
 
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機動警察パトレイバー ザ・レイバー・インダストリー―レイバー開発全史 (Gakken Mook アナザー・センチュリー・クロニクル Vol.) [ムック]

永瀬唯 , 林譲治
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • ムック: 148ページ
  • 出版社: 学研マーケティング (2009/02)
  • ISBN-10: 4056050880
  • ISBN-13: 978-4056050882
  • 発売日: 2009/02
  • 商品パッケージの寸法: 25.6 x 18.2 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 346,477位 (本のベストセラーを見る)
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形式:ムック
まず、本書は公式設定資料集ではないことを先に明記します。
どちらかといえば本書は、「機動警察パトレイバー」の世界で発行された"レイバーのカタログ及びルポルタージュ"と捉えるのが妥当かと思われます。

機動警察パトレイバーは、主に旧OVAからはじまった初期シリーズとTVからの新シリーズに大別され、両者の設定はパトレイバーファンにとっても把握しきれないぐらいに膨大且つ設定や事件にも差異があります。そのためすでに発売されている資料集などでもシリーズ別にまとめられたものがたびたび発行されています。
本書は両シリーズの設定やマンガ版・小説版の設定も参照されており、そこにSF知識・現代技術をミックスした、言わば"いいとこ取り"の世界観を構築し書き上げられています。
受け取る方によっては「これはパトレイバーの同人誌じゃないか」とも受け取れるかもしれません。ですが、前述したように本書は公式設定資料集ではないことは本書冒頭でも編集者からのコメントもされています。かっちりと設定を把握する役割は別の書籍にお譲りして、ある種"なりきりアイテム"として本書を楽しむのがベストではないでしょうか。

ですが残念なことに本書では機動警察パトレイバー全作に登場する全てのレイバーを取り扱ってはおりません。レイバー開発全史とうたっているように、マスプロダクトとしてのレイバーカタログであるため、試作機や個人製作機、カスタムチューンされたレイバーは載っていません。(グスタフやレイバーX、第1小隊仕様大将など)
その例として太田さんの2号機はジオラマ写真に少し写っているもののイラストが存在していません。その点ではシャフトが秘密裏に開発したワンオフ機であるグリフォンなどはカタログに載ることはありえませんが、パトの世界の華のひとつなので目をつむりましょう。しかし、コンセプトとしてどちらかに徹底していて欲しかったため評価を4にさせていただきました。

本書はぜひ密度の濃いパトレイバーファンだけでなく、ミニパトからなんとなく見始めたライトなファンにも読んでいただきたい一冊です。
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27 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:ムック
20世紀は「大きいことはいいことだ」とする重厚長大をよしとする社会構造だった。産業構造も、それによって産み出される様々な製品も「大きいことがいいことだ」とされた。
しかし世紀の変わり目でこの社会構造が大きく変わる。
重厚長大よりも軽薄短小がよしとされる時代、それが21世紀の社会構造を特徴づける事になる。携帯電話に代表される「ユビキタス社会」の到来である。

だが、20世紀型の重厚長大をよしとする社会構造が21世紀に入ってもなお継続されていたならば、そこではどんな風景が見られただろうか。

「機動警察パトレイバー」はその回答の一つだ。重厚長大をよしとする1980年代末期に産声を上げた「重厚長大型の21世紀像」それがパトレイバーの大前提となる世界観だ。
それまで工場の生産ラインに固定されていた産業ロボットを、工場の外へと飛躍させる。20世紀の日本を代表する産業である自動車産業とロボット産業を組み合わせて新しい「重厚長大型産業市場」を作り出す。そして生まれたのがレイバー産業である。

本書はレイバー産業の誕生から成長を社会・政治・経済の面から検証している。巨大ロボットはある日突然降ってわいたわけではない、ある合理性と必然性によって生まれるべくして生まれた、という本書のスタンスは、前シリーズ「一年戦争全史」と共通している。

また50点を超える豊富なイラストも大きな魅力だ。「レイバー」物では見逃されがちだった詳細なスペック、製造会社についての解説も豊富で、レイバーという産業構造をリアルに感じることが出来る好著だ。
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8 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 俺設定に耐えられるなら良い本 2009/4/30
形式:ムック
いくつか但し書きがされていますが,原作の設定を無視しているところが数多くあります.個人的にはテレビ版の冒頭のナレーションにもある動力源の設定(98式AVを含む最新型の機種の動力源は超伝導電池です)を無視しているのが耐えられませんでした.
それに耐えられればイラストワークもキレイですし,良い本なのではないでしょうか.
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