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5つ星のうち 5.0
駄作だなんてありえない, 2005/2/11
レビュー対象商品: 機動新世紀ガンダムX 04 [DVD] (DVD)
前作のWが凄かっただけに、厳しい評価となってしまったこの作品。あまり人が死なないので、甘いと言う評価をする人もいると思うが、1話1話に無駄がなく充分に楽しめる。 ただこれだけは言いたい。”打ち切りになった作品=駄作”とか、打ち切り=シリーズで一番不人気”という安易な図式だけは絶対に止めて欲しいことだ。あと最後の方で展開が急に早くなっていると思うかもしれないが、それは打ち切りと言う危機にさらされたからである。しかしながら放送当時にはわからなかった事が今になって分かるかもしれないこともある。本当に打ち切りになること自体ありえない作品だ。
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5つ星のうち 5.0
第15話「天国なんてあるのかな」は、歴代ガンダムの中でも異色中の異色エピソード。でも、この「普通の人の普通の人生」の持つドラマ性こそが『GX』なのだ、と。, 2010/5/3
レビュー対象商品: 機動新世紀ガンダムX 04 [DVD] (DVD)
この巻に収録の第15話「天国なんてあるのかな」は、その秀逸かつ印象的なサブタイトルと共に、この『ガンダムX』をある意味象徴するエピソードである。 ファーストガンダムにも「ククルスドアンの島」という異色エピソードがあったが、おそらくこの15話は歴代ガンダムの中でも一番の異色エピソードではないか、と思う。 ロアビィとウィッツという脇役二人に焦点を当てて、彼らが里帰りをするというエピソード。主役であるガロードやティファ、ジャミルといったキャラは一切登場しない。で、話はウィッツの母親が再婚していたとかロアビィの本命の彼女が亡くなっていたとか…つまり正当派のガンダムファンからすれば「何じゃそりゃ」なお話ではある。 しかし、自分は『ガンダム』を戦記物でSFロボット物である以前に「人間を描く」作品だと思っているので、この話は逆に「アリ」だと思う。かつ、ニュータイプやコーディネイターのように「特別な力を持つ選ばれた存在」ではなく、「(現実世界に生きる我々と同じ)普通の人間」を描くことをテーマに掲げた『ガンダムX』だからこそ、全39本中に一話ではあったがこういうエピソードを生み出すことが出来たのだと思う。 こういうエピソードがあることで、シリーズ全体に奥行きと深みを出すことに成功していると思うし、かつこのエピソードによってロアビィもウィッツも「もう故郷には帰れない=自分にとって大切だった絆や温かなつながりが失われてしまった」ことを悟り、この話以降は「フリーデン」こそが彼らにとっての「ホーム」となるのだという…。 そう考えると、「天国なんてあるのかな」というサブタイトル兼ロアビィのセリフがすごく味わい深いものに思えてくるのである。
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5つ星のうち 1.0
「ガンダム」というブランド名に対する執着と崩壊, 2007/7/7
レビュー対象商品: 機動新世紀ガンダムX 04 [DVD] (DVD)
一般的には「シリーズ一の駄作」「『ガンダム』史上、もっとも数奇な運命を辿る」「報われることなく散った作品」(「アニメ批評 #001」)などと言われていますが、何が原因だったのでしょうか? 「ガンダムX」の話題になるとなぜか必ず登場する単語が「視聴率」と「打ち切り」です。「ガンダムX」の視聴率は、26話までの間に4.3%を2回ほど超えるレベルで安定します。……ちなみに、前番組「ガンダムW」の視聴率が平均4.3%でありシリーズ屈指の低さでした。 そして、そこで事件が起こります。それまで夕方5時の放送だったのが、27話から朝の6時に左遷されてしまったのです。当然、後はひたすらかわいそうな視聴率が続くことになりました。 27話「おさらばで御座います」 1.5% 28話「撃つしかないのか!」 1.4% 29話「私を見て」 0.8% 30話「もう逢えない気がして」 1.5% 31話「飛べ、ガロード!」 1.4% 32話「あれはGファルコン!」 0.8% 33話「どうして俺を知っている!?」 1.4% 34話「月が見えた!」 0.8% 35話「希望の灯は消さない」 1.3% 36話「僕らが求めた戦争だ」 1.5% 37話「フリーデン発進せよ」 1.7% 38話「私はD.O.M.E… かつてニュータイプと呼ばれた者」 1.1% 最終話「月はいつもそこにある」 0.6% そして、全46話の予定だったハズが、ここで打ち切り。おさらばで御座います。結局、6.2%で始まって0.6%で終わるという美しい視聴率の流れができあがってしまいました。 打ち切りのせいで、物語終盤に悟った人が登場。金田一少年のように関係者を招集して長々と喋り、作品のテーマを全部クチで説明してくれる最終回になってしまいました。 ……まあ、監督には、1年間放送したアニメの最終回で「実は主人公たちは二次元人だった!」をやった前歴がありますから、別に打ち切られなくてもメメタァな終わり方をした可能性はありますけど。
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