はっきり言いますが最高の作品です。星5つでも足りないくらいの作品だ。
ストーリー・世界観・人物像・戦いの中で交差する濃密な人間関係。
本当に良く作りこまれています。
このPartIIIではグリプス攻防戦、つまり最終決戦が最大の見所です。
人間にとって最大の武器、それは生命である。
人の生命・思いを武器にして、カミーユはZガンダムを通じてシロッコにぶつける。
だがシロッコは命の尊さなど分かっていない。
分かっていないからこそカミーユはシロッコの邪念に取り付かれ、心を閉ざしてしまいます。
思い、そして命の尊さと言う人と分かり合える力があることを視聴者に訴えかけた作品が、Zガンダムです。
私はこの作品を見て感じたことがあります。それはこの作品が伝えようとしている言葉の重みです。
戦争はそこにある死がすべてでは無い。
本当に悲惨なのは人の心の中だ。
その苦しみに耐え切れなくなった人の心である。
戦争が残す物は憎しみと悲しみ以外何もない。
なのになぜ人は殺し合い憎しみあうのでしょうか?
答えはないのかもしれないが、探す事に意義があります。
富野監督が一番伝えたかった事はそういうことではないでしょうか?
今年は劇場版公開によってこの作品が再評価され、SEED DESTINYと比較されるでしょう。
もしZガンダムが勝てばSEEDの愚かさが世に知れ渡り、
SEEDが勝てば、ガンダムは新たなキャラ売りアニメに潰されていくかもしれません。