最も参考になったカスタマーレビュー
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5つ星のうち 5.0
彗星はもっとパァーッて動くもんなぁ・・・。, 2005/10/17
レビュー対象商品: 機動戦士Zガンダム 13 [DVD] (DVD)
『Zガンダム』最終巻となる第13巻は、消化不良に陥るほど内容が凝縮している。ロザミアの戦死、シャアVSシロッコ、シャアVSハマーン、シャア・ハマーン・シロッコ・カミーユの首脳会談、収録されている作品全てが見所であるといってもいいだろう。それほどの秀作である。特に、ジェリドの最後の戦いは気に入っている。「カミーユ、お前はオレの…」。彼とロザミアは、筆舌に尽くしがたいほど不幸であった。 「ブライト艦長、カミーユが・・・」。ファのこの台詞に恐怖を覚えた方も多いと思う。カミーユの精神が崩壊したから怖いのではない。カミーユの精神が崩壊したという事実が、戦争状態において何の価値も意味も持っていないということが怖いのである。また、多くの生命を犠牲にしたにもかかわらず、戦争が終結する見通しすら立たなかったことも恐ろしい。エゥーゴの力によって、またカミーユをはじめとするニュータイプの力を持ってしても、戦争は終結することなく、直接的な続編である『ZZガンダム』に舞台は移る。 どれだけ戦闘能力が優れていても、戦士一人の力で戦争状態が解決することなどない。それは判っていが、これではあまりに救いが無いと感じずにはいられない。しかし、その絶望こそ『Z』の魅力である。この作品には、MSという現実では考えられない兵器が登場しているが、ストーリー自体は極めて現実的な内容であり、人間の絶望・傲慢・失望・狂気・その他もろもろの感情がしっかりと描かれている。登場人物の愚かさよって産み出される絶望の数々は、強いメッセージを持っており、見ている人間をその世界観に引き摺り込むとともに我々の生きる現実世界を見せつける。 これほど優れた戦争作品は数少ない。興味のある方は是非ご覧になっていただきたい。
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5つ星のうち 5.0
常に世の中を動かしてきたのは、一握りの天才だ!, 2007/3/29
レビュー対象商品: 機動戦士Zガンダム 13 [DVD] (DVD)
パプティマス・シロッコ信者である私にとってもこの最終巻はZガンダム全体で見ても一番好きな巻です。 白兵戦闘を極限まで追及したジ・O、簡素な武装でありながらもシロッコの技量を持ってすれば他の最新鋭機を圧倒する戦闘力を発揮します。 物語はグリプス戦役終盤を描き、富野監督らいくこの巻では登場人物がバッサバッサと死んでいきます。 劇場版とは違い暗いラストですがむしろ、暗い方が「Zガンダム」らしくて自分は好きです。 劇場版でZガンダムを知った方、ぜひTV版をご覧になってはいかがでしょうか?
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5つ星のうち 5.0
最高の完成度。さすがは富野監督, 2005/2/20
レビュー対象商品: 機動戦士Zガンダム 13 [DVD] (DVD)
戦争の辛さを教わることができるには至らないが、この作品は戦争がいかに愚かであることが伝わってくる作品である。 私がこの作品を見るきっかけになったのはPS2の「エゥーゴVSティターンズ」であった。当時私はZの濃厚な世界観に引き込まれていき、ゲームの進行をもすっ飛ばしてZの世界観を鑑賞していた(笑)。 グリプス戦線も最終局面に指しかかったその時、カミーユの周囲の人間が次々と命を散らしていく。カツ、ヘンケン艦長、エマ中尉、ロザミィ・・・。特にエマ中尉が死んでいくシーンはものすごく心に突き刺さった。そしてシロッコとの決戦で、ついにカミーユの精神は崩壊に至ってしまう。人が死にすぎたことによる極度の精神的苦痛である。 この作品で描かれている戦争がいかに悲しく、人という生物をここまで追い込んでしまったのかがものすごく伝わってくる。人が死んでも残るのは悲しみだけだ。 どうすれば戦争のない世の中にしていけるのか?それは叶わぬ夢なのかもしれない。なら我々人間はどうすればよいのか?その答えは、我々自身が捜していかなければならないのだ。 少々大げさな文になってしまいましたが、これにて失礼させていただきます。
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