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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
おじさんの目頭を熱くさせる展開です,
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レビュー対象商品: 宇宙と惑星と 機動戦士ガンダムUC(8) (角川文庫) (文庫)
ふと書店で見つけた「(3)赤い彗星」を手にとって読み始めたのですが、勢いが止まらず(1)〜(8)を通して読むはめになりました。
こういったロボット物(というのでしょうか?)の物語は、なぜ戦わなければならないのか?とか、その戦っている人たちの個人の感情などがうまく表現しきれてないものが多く、表現されていても共感できなかったり、論理の飛躍があったりして、とても感情移入できないものばかりです。 それに対して、このガンダムUCシリーズは、各キャラクターの書き分けがすばらしく、矛盾のない背景設定・くどいくらいの感情表現がなされており、他のものと一線を画します。 まだ、(9)(10)巻を読んでいないので言うのに若干憚りがありますが、この(8)巻はバナージだけでなく、彼を取巻く人たちの感情・思念が煮詰まって・煮詰まって・煮詰まっていく過程で、読み応えがありました。 特にジンネマンがこの巻の最後の方で、心変わりをするところは感動ものです。心の中の葛藤が克明に書かれており、のたうつような感情の起伏の果てに「赦す」とつぶやくシーン、そこからマリーダが行動を起こしていくところは、胸を熱くさせます。涙を流せるくらい感情移入できました。この前後のシーンは何度読み返したことか。 この後のストーリーの展開はわかりませんが、とても楽しみにしています。文庫本が出るのが待てません。角川さん、出し惜しみせずに早く(9)(10)の文庫本を出してください!!
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
失われた情熱,
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レビュー対象商品: 宇宙と惑星と 機動戦士ガンダムUC(8) (角川文庫) (文庫)
ジンネマン率いるネオ・ジオンの兵士たちは、ガランシェールを捨てネェル・アーガマに同乗することになった。バナージやミネバは、人類が、ニュータイプが、サイコフレームが示唆する未来の可能性を説くが、実際に戦争をし、それに傷つけられた人々は、その未来を容易に受け入れることができない。ひとまず呉越同舟する艦上を、疑心暗鬼を生ずる空気が覆っていく。
いよいよ目前に迫ったラプラスの箱を奪取するため、フル・フロンタル大佐はこれまで隠してきた伝手を全て使い、そして自身の戦後構想を明らかにするのだった。かつての英雄の姿をした怨念の残骸のような男に対し、新しい世代は対抗することができるのか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
オヤジたちに注目!,
By Jetstream (静岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 宇宙と惑星と 機動戦士ガンダムUC(8) (角川文庫) (文庫)
呉越同舟のネェル・アーガマ隊とガランシェール隊、かりそめの協力体制に決定的なヒビが入る・・・
バナージとミネバ、そしてユニコーンをめぐる大人の打算と策謀の網は複雑さを増す。 リディとアルベルトはユニコーン奪回という題目の裏から、自らの淡い感情を次第に表面化させていく。 これらすべての渦中から逃れられないバナージは、ますます混迷の度を強めていく一方、 タクヤやミコットらとともに少しずつ精神的に逞しくもなっていく。 他方フル・フロンタルは、得体のしれない魔物と化していくかのようだ。 この巻も福井作品らしくオヤジたちがいい味を出していて、思わずニヤリとした。 道に惑うジンネマン、艦長として格を上げつつあるオットー、バナージを導かんとするガエル・チャン、 ダグザ亡きあとの軍人コンロイ。 そしてなにより、ジャーナリスト カイ・シデン! 彼とローナン・マーセナスの会談は、モビルスーツの戦闘シーンよりも緊迫感に満ちて面白い。
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