これはもう『待ってました!』の一言です。
ストーリーと展開といい、キャラクターやMSの描写といい、圧倒的なリアリズムといい、
これは僕らと同じガンダム世代の著者が描く、僕らの知ってる『あのガンダム』の続きですね。
本当に長い間、僕らが待ち望んでいた物語が、ようやく始まったという事です。
これを読まずして、何を読むのかガンダムファン!
見た目はコミックだけど読んだら実は小説だった、でもそんなの関係ねえ!
というぐらいの痛快事です。
いやぁ、ガンダムファンをやってて良かった・・・
さてストーリーですが、人間ドラマを中心としていた一巻に対し、この巻では一気にMSの戦闘シーンがメインになりました。
連邦、ネオジオン、そして物語の背景にある謎の主である、ある財団。
それぞれが抱える思惑が偶然、主人公のいるコロニーでぶつかり、そこは地獄絵図に一変しますが、
そこで描かれる人々の混乱や、主人公の少年が体験する出会い、そして主役機であるガンダムの始動シーンなど、
全てが『あのガンダム』を髣髴とさせ、たまりません。
また、ニュータイプの描写の仕方は、まるでアニメでのアムロを見ているよう。
MS同士の戦闘シーンも、目に浮かびそうなぐらいリアルな描写です。
物語はまだ始まったばかりですが、早く映像化を実現して欲しいですね。
映像化しないと罪ですよ、これは。
さらに!この巻の最後には、恐らくこの物語のキーマンである、謎の男が出てきます。
そしてこの男の登場で、一気に物語が『あのガンダム』という事が分かるのです!
(もちろん『あの子』も出てるから、この男がいなくても分かると思うけど…)
いやぁ、でもホントに嬉しくて涙が出てきますよ。
これって、誰もが待ち望んだ展開じゃないでしょうか?
結局この物語は、正統派、というよりガンダムそのものなんですよね。
また、3つの組織が交わるというのはZと同じですが、全ての組織が平等に描かれ、
一体誰が本当の主人公か分からなくなるぐらい。
それほど、個性的かつ魅力的なキャラが各組織に分配されています。
それぞれが微妙に絡まり、離れ、物語が劇的変化を遂げていき、ホントに目が離せません。
ホント、長かったなぁ。生きていれば良い事もあるんだなぁ。
ということで、☆100個ぐらいつけたいですね。