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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大気圏突入、ガルマの登場,
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レビュー対象商品: 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (3) (角川コミックス・エース) (コミック)
大気圏突入前後というのはアニメ版やその後のZガンダム等でも必ずといっていいほど描かれる戦闘ポイントだが、本巻の前半は突入間際の数分間に賭けてホワイトベースに戦闘を挑むシャアが描かれる(この決断力、大胆さ!)。著者は、これをアニメよりもさらに緊迫感のあるシーンに描きあげた。ホワイトベースを地表で待ち受けるガルマの描き方も秀逸。人間ドラマをきちんと描きこむ、著者の本領発揮で、ガルマとシャアの微妙な関係を描く。ストーリーはテレビ版にほとんど沿っているにも関わらず、1ページ1ページをドキドキさせながら読ませていく著者の力量に感服。すばらしい。
32 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
二人の「坊や」,
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レビュー対象商品: 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (3) (角川コミックス・エース) (コミック)
「The Origin」第3巻ではザビ家の末子で北アメリカ方面軍司令のガルマ・ザビが登場。ジオンの頭目たるザビ家に生まれ、己の非力さを認めるにはあまりにも幼く、早く兄姉たちに肩を並べたいという願望だけが先走っている彼の「坊や」らしさが、この巻では良く描かれている。シャアに全幅の信頼を寄せる彼の無邪気さは、読んでいて気の毒になってくるほどだ。 一方で、ホワイトベース側のもう一人の「坊や」、アムロ・レイのわずかながら成長する姿も見逃せない。アニメでは語られなかった、大気圏突入時のアムロの孤独感が本人の口から語られているおかげで、地球に降り立った直後の彼が一時なぜ戦いを拒否したのかがより分かりやすくなっており、そのために恐怖心を克服して戦いに出る彼の姿には確かな成長を見ることができる。 ホワイトベースを襲うジオンの脅威はリアルだ。ドップとマゼラアタックの波状攻撃、砲火の中に倒れていく僚機、そして仲間の窮地を起死回生の空中戦で救うガンダムの姿が、安彦氏独特のタッチでドラマチックに描かれている。 さらに、ガルマとホワイトベース双方への敵意と策略に満ちたシャアの姿は、ガルマ・アムロの二人の姿と好対照を成している。この時点で二人の「坊や」たちは、まだまだシャアの足元にも及ばないのだ。 本当に危険な敵がどこにいるのかすら分かっていないガルマと、目の前の敵を見据えて必死に生き抜こうとするアムロ。二人の「坊や」の運命は次巻で岐路を迎えることになるのだろう。 この3巻では、安彦氏の熟練した手によって物語の伏線が絡まることなく見事に張り巡らされている。じっくりと味わって読みながら、物語の次の展開への心の準備をしておこう。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
重力の重さ,
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レビュー対象商品: 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (3) (角川コミックス・エース) (コミック)
第3巻では連邦軍本部を目指し地球に降下したホワイトベースのアメリカ西海岸における戦いを描く。
これでもかと執拗に続くシャアの追撃。 かれこれサイド7脱出時からであるから、相当な執念である。 継続こそが力とはいうけれど、なかなか報われないシャアに少なからず同情すらしてしまう。 とはいえ、結果的に復讐の第一歩を(次巻で)記すことができるのだから、あながち無駄でもないのだけれど・・・。 こうまで戦いが続くと補給とか修理とか福利厚生とかの面で問題が出てくるものである。 実際に避難民が不穏な動きを見せ始めるし、クルーの間にも不協和音が目立つようになってくる。 むろん管理職であるブライトはじめとする士官は胃が痛いに違いない。 それでも組織としてなんとかまとまりを維持できたのは、ひとえに死にたくないという気持ちなのではないだろうか。 さすがに少年アニメが原作なだけあって、生死というリアルな描写はないのだが、アニメに比べるとそういう観点での描写は多少増えたような気がした。
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