この作品を時々思い出す度思うのは本当に何も残らない作品だったなと言う事である。
過去にいろいろなアニメに触れてはきたがやはり最初から最後まで見続けた後は何かしら見終わった事に対する満足感なり、もう見る事は出来ない寂しさといったものが胸に残るものだがこの作品だけはそう言ったものが見終わった後一切感じられなかった事は今でも記憶に残ってる。
まあそうなったのは勿論自分がこの作品で期待していた展開
・シンの精神的成長。
・ジュール隊の物語上の活躍。
・ミリアリアの戦場カメラマンとしての奔走及びディアッカとの絡み。
と言ったものがことごとく裏切られて冷め切っていたと言う事もあるのだが同時に有り得ない主人公交代の展開や
・話数が進むにつれ増える総集編。
・過去のガンダム作品のストーリー・台詞・機体の異常な頻度の流用。
・うんざりする程の萌え描写の数々。
とストーリー構成が滞っているのを別の要素でごまかそうとする製作側のやり方に嫌気がさしたと言う事もあったんだろう。
しかし放送当時この作品がかなりの人気作であった事もまた事実。その理由は個人的にこの作品が
・曲がりなりにもガンダムの肩書きがあった事。
・登場人物の美形さ、機体のかっこ良さ、OP・ED等の曲の素晴らしさ。
と言ったストーリーとは関係ない要素が良かったからではないかと思う。それが無ければこんな作品誰も相手にしなかったのでは?むしろそう言った要素が破綻したストーリーを覆い隠してしまってるのが始末が悪い。そう考えると本当にデス種は惜しい作品だったようだ。
最後に余談だけど製作発表されたSEED映画がここまで滞っているのは例の嫁脚本家さんの体調不良が原因だと言う事を雑誌で知った。デス種のあまりの批判に製作側が躊躇してるのかと考えてただけにがっかり。でもそんな理由とおるのか?個人的には興味無いけどいい加減待ちくたびれてるファンもいるだろうしスタッフ変更してでもやるのが礼儀では?まあデス種であそこまで破綻した話引き継げるのはもはや福田負債(夫妻)しかいないって事か(笑)。