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5つ星のうち 1.0
キャラの台詞に説得力がない, 2003/10/15
By カスタマー
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最終回へとひた走っていく段階だというのに、 未だに使い回しの戦闘シーン、回想シーン、 作画が間に合わないのは度重なる総集編で分かるが、 最終回間近でそれはどうか。 最終回まで通して見た感想だが、 「殺されたから殺して・・・それで戦争は終わるのか」 というような事を、言っているが、 主人公達も、思いっきり「殺されたから殺して」いる。 両軍の敵になって、結局やっていることは暴力の連鎖。テロリストである。 私怨で戦っている姿には大義だとか信念なんてものは見いだせない。 ラクス=クラインも、説得するのかと思いきや、両軍を皆殺し、 自分を世話してくれたアデス艦長を手にかけている。 主人公のキラ=ヤマトは「不殺」を貫こうとしているが、 その仲間は平気でコクピットを直撃させている。 あげく、その「殺さず」のキラでさえも、戦艦を、 無敵兵器(笑)ミーティアの大型サーベルで縦にまっぷたつにしている。 戦艦をどれだけの人間で運用しているのか想像が付かないのだろうか。 MSのコクピットをはずしても、これで200人くらい殺している。 プラスマイナス0どころかおつりがくる鬼畜ぶりだ。 制作部と作画チームの連携の悪さだろうか? しかし、偽善もいい加減にしたほうがいい。 こんなキャラクター達が何を言っても説得力はない。戦争ごっこだ。 キャスト陣も実力派ばかりだし、キャラデザインも万人受けしそうで、 好印象ではあるのだが、 脚本家の力のなさがそれらを完全に無にしている。
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5つ星のうち 1.0
キラとクルーゼ, 2008/9/5
レビュー対象商品: 機動戦士ガンダムSEED 12 [DVD] (DVD)
クルーゼ隊長は何だったのでしょう? クローンとして受けた生、劣化していく肉体、人間の傲慢さ愚かさへの絶望…なぜもっとしっかり描いてあげられなかったのですか?私たちには想像も絶する苦悩と悲しみがあったはずです。それなのに、キラはクルーゼの話を頭から否定するだけで、クルーゼの想いを受け取ってやろうとすらしません。たしかに撃ち合っていて、それどころではなかったかもしれませんが、話をしようと呼びかけることさえしません。 あげく、怒りに駆られるままフレイの仇とばかりに殺してしまいます。 キラにまったく好感が持てなくなってしまいました。私がMSパイロットになれるなら、何としてもフリーダムとエターナルだけは撃墜してみせます。
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5つ星のうち 1.0
成長する機会を奪われた、成長しない主人公, 2004/9/7
レビュー対象商品: 機動戦士ガンダムSEED 12 [DVD] (DVD)
SEEDの主人公であるキラ・ヤマトは、級友たちの間にさえ存在するコーディネーターへの偏見に気付きながらも、その誤解を解消するために自発的に行動することは無く、陰で鬱々と泣いて自分が感じている不満を隠そうとするくせに、臨界点を突破すれば突然周囲に向かって切れると言う事が多かった。 また、その時接している自分を慰めてくれるヒロインによって面白いくらい性格が変わることから、キラ・ヤマトには主体性が全く無いという事が推測される。 この巻では、今まで事ある毎に泣いていたキラ・ヤマトが自らの意思で泣かない事を決意する瞬間が収録されている。 普段泣かない人が泣くからこそ、その涙の一粒は重く、普段泣いてばかりいる人が泣かないからこそ、その決意は尊い。 しかしキラの尊い決意も、ラクス・クラインの 「泣いて良いのですよ、だから人は泣けるのですから」 という、どう考えても接続詞の用法を間違ったとしか思えない一言の前に、ものの一分ともたず脆くも崩れ去ってしまう。 人が成長する切っ掛けに、目の前に立ちはだかる困難に自分の力で打ち克つというものがある。 しかし、キラ・ヤマトは目の前に困難が立ちはだかる度に泣き、様々なヒロインに縋り、責任を他人に求める。 また、周りの人物も彼に同情し、慰め、困難から目を背ける事を許容してしまう。 残念な事に、AAには子供を叱る事が出来ない大人しかいなかったようだ。 そうして最初から最期まで成長する切っ掛けを逃し続け、同時に奪われ続けてしまった事が、このキラ・ヤマトと言うキャラにとって最大の不幸なのではないだろうか。 「何と戦うべきなのか解った」と、かつてキラ・ヤマトは言った。 しかし、当時ラクスの洗脳下にあった彼は本当に何と戦うべきかを解っていたのだろうか。 その戦うべき「何か」を彼が作中で明かす事は、終ぞ無かった。
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