なんだかネットでは散々な評価なガンダムSEEDですが、私はSEEDも続編のDESTINYも結構好きです。
最終巻といえばキラの出生の秘密が明らかになり、やはりクルーゼとの最終決戦が印象に残ります。
ほかのガンダム作品ではニュータイプやイノベイターが人の可能性、輝かしき未来を象徴していて、
それが戦争や戦いに利用されてしまうことに人の救えなさ、愚かしさが感じられますが、
特別なコーディネイターであるキラやクローンのクルーゼはその存在そのものが人の業そのものです。
最終決戦においてクルーゼは人の業について語ります。
それをキラが論破できないのがだめだと思う方もいると思います。
でも個人的にはあれでよかったと思います。
クルーゼを否定するのは実は簡単です。彼は人の負の局面についてだけ語っていますし、それしか知りません。そして開き直ってます。
でもキラ自身も人の業を体現した存在なわけですから彼がそれを否定してしまうと自分の存在自体否定することになってしまうと思うのです。
だからキラがそれでも人はそれだけじゃないから、温かい面もあるからと「それでも」と返したのは心にきました。
負の面しか知らないクルーゼといろんな人に出会って温かみを知ってるキラを対比するいいシーンだと思います。
私はこのように感じましたが、そう感じない方もいるでしょう。
ガンダムSEEDという作品はいろんな見方ができる作品だと思います。
なのでこの10周年のHDリマスターという機会に今一度見直してみるのはどうでしょう?
以前見た時とは違う感じ方をするかもしれません。
まあちょっと価格が高いとは思いますが(笑)