機動戦士ガンダム00のノベライズ第2弾。
文章力がいまいちと評されていた一巻に引き続き木村暢が作者を務める今作、
あっさりし過ぎな文章は相変わらず。
しかし、
読了後、その淡々とした描写が00にはむしろ合っているような気になっているから不思議。
ところどころ「おっ、さすがプロ」と思わせるような表現もあり、
違和感なく物語に没頭できました。
一巻で明かされた【0ガンダムのパイロット=○○○○】ほど衝撃的なエピソードはありませんが、
アニメに沿う形で登場人物の細かい心理描写が書き込まれているのが個人的にかなりツボでした。
中でも特に印象的だったのがスメラギさん。
過去に犯した重大なミスに関わっていたと思われる人物の名前、
そしてその人物が彼女にとって非常に大切な存在であったことが示唆されています。
また、超人機関へのミッション終了後、
スメラギさんとアレルヤが酒を飲み交わすシーンにも注目。
酒に口をつける前に「聞いてほしいことがある」とスメラギさんに告げるアレルヤ。
アレルヤの搾り出すような感情の吐露、
そしてそんなアレルヤの言葉に深く【共感】しながら耳を傾けるスメラぎさん…。
この【共感】の部分は、尺の関係か、アニメではカットされていたようですが、
私はこのシーンから、
両者の背負う過去が似た性質のものであるような印象を受けました。
ビリーとの関係も未消化のまま、
なによりトレミーのクルーの中でも数少ない生き残りである(はず)の彼女、
セカンドシーズンはより重要なポジションになるのかも!?
他にも、
クリスに対するリヒティの恋心もすごく丁寧に描かれているし、
小説でも相変わらずコーラサワーはスペシャルで2000回な上にドMな感じだし、
セルゲイ中佐は渋すぎてかっこよすぎるし、
グラハムに勝るとも劣らないハワードのフラッグへの愛情には感涙させられるし、
とにかく中身の濃い一冊であったことを報告させていただきますvv
00好きなら読んで損なし!!