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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
細部まで目端の行き届いた傑作,
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レビュー対象商品: 機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) (角川コミックス・エース) (コミック)
安彦良和の漫画はどちらかというと人間を描くのにはよくても、メカニカルな描写はどうだろう、と思っていたが、まったくの杞憂であった。エピソードは前後するが、ストーリーはテレビ版をほぼなぞっていく。細部に行き届いた描写と配慮のため、テレビ版よりも状況がわかりやすく、納得がいく。 また人間描写は著者の本領発揮の部分。主要キャラを中心に人間の立ち位置から、しっかりと描かれる。 興味深いのは各場面を彩るモビルスーツの数が増えていること。冒頭サイド7を強襲するザクはテレビ版の3機から6機に増えている。ガンダムも1号機2号機の2台、ガンキャノン、ガンタンクとも複数台が登場する。
19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ええおっさん垂涎の品,
By 常盤鐘鳴 (京都府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) (角川コミックス・エース) (コミック)
接着剤と塗料にまみれた少年期を送った「ガンプラ」世代もいいおっさんになりました。わたしもこつこつ貯めた小遣いでおもちゃ屋に通っては家でしこしこプラモを作っていた口です。でもその時代からアニメ「機動戦士ガンダム」はすでに再放送でした。割と古いアニメなんです。でも、このアニメの所為で子供心になんとなく「哀」の字のニュアンスを知ったような気がします。関西在住の方ならお分かりになるとは思いますが、10年ほど前MBSが毎週火曜深夜に一晩4話ずつ一挙に再放送していた時期があり、このころようやく青年期をむかえつつあったわたしは「これ……パッと見て子供がすんなりすべてを理解できるもんやないぞ……」と瞠目する思いで見入っていました。「ニュータイプ」は単に神様が気まぐれに作り出した突然変異の超能力者ではないんです。 そして私がええおっさんになったまさに今、満を持しての「安彦ガンダム」です。これはアムロ少年の成長記録という印象の強い「アニメ・ガンダム」からこぼれた物語が、巻を読み進めるうちふんだんに登場します。ダイクンの暗殺、ラル家の没落とザビ家の栄耀のあらまし、シャーの生い立ち、ミノフスキー理論等々、小さいころアニメを見て「あれはどういうことだろう、これはなんなんだろう」と思っていて明らかにされなかった事柄が、微に入り細を穿って描かれています。その物語性と世界観に脱帽、乾杯の作品です。
43 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
本家ガンダム再臨!,
By ヒロサン (川崎市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) (角川コミックス・エース) (コミック)
「機動戦士ガンダム」放映からすでに20数年が経った。現在38歳の私は当時まだ高校生だった。「マンガなんて!」と思いつつ図らずも偶然観た第一回放送の時の軽い衝撃は今でもハッキリと覚えている。当時、TVマンガでこれほどのSFは存在しなかったからだ。スペースコロニー間の人間同士の未来戦争が舞台であること自体、画期的であった(フツウは人類VS宇宙人もしくはマッドサイエンティストなんていう設定だった)。このようなガンダム世界の骨太な設定があったからこそ、20年以上経った今でも世代を超えて人気を保ちつづけることができていると思っている。我が家では私とともに小学生の2人の息子たちもガンダムファンだ。(今でもガンプラ作ってます)このエポックメイキング的アニメの「ガンダム」が“オリジン”の名をつけて帰って来た!筆者の安彦さんは言わずと知れたガンダムのキャラデザイナー。まさしく“オリジン”の冠は彼でしか付け得ないものだ。ガンダムを初めとするMSや兵器のデザインは大河原氏にも協力を得ながら、独自の新しい発想でリメイクされており新鮮だ。ストーリー的にも、TV版ガンダムを踏襲しつつ、やはり新解釈も取り入れられている。が、安彦氏のアムロやシャアであれば、多少の新解釈を入れられても安心して見ていてられる。
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