ビグザムの登場〜ソロモン陥落〜ララァによるソロモンかく乱まで。
本巻に登場する、人口に膾炙した名台詞やTV版との相違は以下の通り。
『悲しいけど、これ戦争なのよね』
『貴公はそのヒットラーの尻尾だな』
このセリフ、TV版ではギレンは平静さを外見では保っていたけど、こちらではギレンはあからさまに反応している。
『私の同志になれ!ララァもよろこぶ!!』
TV版では最終話にあったシャアのこのセリフがこの巻に登場。ニュータイプの理想をアムロに語るのをここにしたんだ〜。しかもそれを聞いたアムロは、何を言ってるのかわからないとシャアに答える。そしてララァから感じるものをシャアからは感じない、シャアはニュータイプではないとアムロが言う。秀逸なのはそのときのシャアの表情のアップ。
評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 下巻 (KCピ-ス)の『彼は常人よりは上位にありながら、ニュータイプとしては二流という、きわめて中途半端な才能を与えられていたのである。』へと通じるものだ。
他にいくつか重要なポイントとしては、
・レビルもニュータイプみたい
・デギンがレビルの元に赴くための伏線シーンとして、デギンとキシリアの対面シーンがある。キシリアはこれを十二分に政略に利用する
・安彦版ガンダムの優れた点の一つはドズルの描き方。北方三国志での馬超や張飛の描き方を思い起こさせるなぁ。。。