最終決戦ア・バオア・クーの戦いを、一兵士それも新兵(少年兵)の視点で描いたという作品。
TV版や劇場版で見たシーンや、ゲルググのエース機(J.ライデンかな?)やジオングがちょこっと出たりと、なかなかサービスしてくれてます。
一方主人公たちは、旧ザクにザク・マインレイヤー、そしてガトル(!)です。
こちらもシブくて良いですね。
特にガトルがそれなりに活躍してくれるとは思わなかった。(笑)
しかし人間ドラマのほうは構成力不足。
アンジェリーナ少尉の事情は主人公はおいてきぼり。
二組のカップルを描いてみせたというには、対象をなしていないし。
ザク同士の戦いってもどうかなあ。
強引さを補って余りあるほどのものがあれば良かったんだけど。
なにより旧ザクが単なる弱いMSで終わったのも残念。
役立たずと言われ続け自分は「存在価値ゼロ」と思う少年。
「戦力としてゼロ」の旧ザク。
せっかく自分と旧ザクを重ねるところで始まったのだから、ラストもこれを活かしてほしかった。
主人公ニルスはどうもニュータイプっぽいですね。
受信感度が良すぎて、それがヘタレっぽく見えてしまうわけですが。
ニルスが傷ついた機体で脱出を試みるところ。ニルスとシフォンは、ファーストガンダムのアムロとララァを思わせます。
心配したようなラストにならなくて、とりあえずほっとしました。
なのでおまけで★2つ。
やっぱり子供を旧ザクに乗せちゃダメですよ。