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橙に仇花は染まる (幻冬舎ルチル文庫)
 
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橙に仇花は染まる (幻冬舎ルチル文庫) [文庫]

神奈木 智 , 穂波 ゆきね
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

恋人久弥を心の支えに男花魁として生きる佳雨は、かわいがっている弟分の男花魁・梓が恋人に駆け落ちを迫られていることを知り!?

内容(「BOOK」データベースより)

色街屈指の大見世『翠雨楼』の売れっ子男花魁・佳雨は、老舗の骨董商『百目鬼堂』の若旦那・百目鬼久弥と恋仲になって久しい。この日も馴染み客として久弥を迎えたが、逢瀬を交わせるのは廓の中でだけ。自由のないわが身を切なく思いながら、一番の上客・鍋島子爵と朝を迎える佳雨だったが、子爵の口から『百目鬼堂』の良からぬ噂を聞かされ…。

登録情報

  • 文庫: 218ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2012/3/15)
  • ISBN-10: 4344824830
  • ISBN-13: 978-4344824836
  • 発売日: 2012/3/15
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 286,657位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
投稿者 みかみ トップ100レビュアー
形式:文庫
ついに5冊目登場ということで、ワクワクしながら読ませていただきました。

すっかり仲は出来上がって、なんの揺るぎもない久弥と佳雨ですが、今回はなんと、ついに、百目鬼堂の秘密なるものがちらほらと暴かれ始めます。
ずっと佳雨も気になっていた、「久弥はどうして骨董屋なのにこんなに大枚を簡単にはたけるほど金があるのか」
この疑問に、少しずつ事実が暴かれていきます。

そして今回ポイント高かったのは、2人の本当の気持ちと、もう一度その気持ちを考えさせられる姿。

昔は佳雨の禿だった、今は花魁の梓が、贔屓客の相手をしている最中に、間夫の恋人とちらりと会ってしまい、それがバレて大事になる。
遊郭から梓を連れ出そうと決める恋人と、その恋人についていこうとする梓。
佳雨は逃げても二人に未来はないと諭すけど、そこで一発「いつでも身請けしてもらえる立場にあるくせに」と言われてしまう。

なろうと思えば久弥と一緒になれるのに、あえてしないで奉公を全うしようとしている佳雨の姿が、人間のプライドとか、生きていくこととかを静かに語っていて、本自体はわりと薄めの中編なのに、非常に読み応えがありました。

遊郭モノって、そこから最後連れ出してもらって幸せになるとかってパターンが
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5つ星のうち 5.0 遊郭物の最高傑作シリーズ 2013/4/21
投稿者 潤綺
形式:文庫
遊郭物と言えば、なんたってこのシリーズが一番好き。
遊郭物BLに求める全てが理想的な形で描かれているから。

この五作目では佳雨の弟分の梓が、ほんの少しの過ちを犯した事が大事件に発展する。
はっきり言って、そのくらい許してやれよってレベルのちょっとした事だった。
それがあんな大きな話になるってあたりが、遊郭物として真に迫ってる証拠だと思う。

楼主とか引手茶屋の女主人とか、本当にその時代に居そうな感じでとにかくリアル。
花魁側に感情移入して見ると憎らしくはなるけど、だからといってそれらの人物を嫌いだとは思わない。
性格が悪いとかじゃなく、それがその人物の立場として普通だから。
いい人ばっかり綺麗事ばっかりにして嘘っぽくなってるフィクションじゃなく、脇役もきちんと自分の立場通りに行動してる所が本物っぽくて、とにかくハマる。

甘くない世界としてきっちり描かれた苦界に身を置きながらも、安易に身請けされて終わらない佳雨の誇り高さが神々しい。
他の客に抱かれる苦痛や、客と客の合間に客として会いに来た恋人と忙しなく情熱的なHをして、攻めは攻めで苦しみもあるけど、それ以上に本心から佳雨の生き様を支持していて。

そうかといって花魁の仕事を美化して
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