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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
しみじみとした味わいの“橋本紡の世界”を楽しむ。,
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レビュー対象商品: 橋をめぐる―いつかのきみへ、いつかのぼくへ (単行本)
しっとりとした静かな語り口で、年齢も性別も異なる六人の、人生のあるシーンが切り取られている。 前作『九つの、物語』がとても愛らしい物語であっただけに、趣の違うしみじみとした “橋本紡の世界”に目を瞠る思いだ。 東京・深川を舞台に、六つの橋に纏わる話は、ひとの心の襞が丁寧に描かれる。 蟠りやうまくいかないことを抱えた人たちが、ふっとある時、 自分の気持ちに素直に向き合ってみる。 全てが解決するはずもないが、橋を渡ると風景や風向きが変わるように、 気持ちが動き出すところがいい。 海が近い深川の地ならではの、水の匂い、鼻腔を掠める潮の匂いなどが、 主人公たちを微かに覚醒させる。 六つの橋に託された、それぞれのひとの思いが切々と迫る。 迷いながら渡る橋。思い出深い橋。揉める双方を繋ぐ橋。乾いた恋の橋。 忘れかけた夢を思い出させた橋。新しい生活に雄雄しく踏み出す橋。 「永代橋」がいちばん好き。わけあってひと夏を深川のエンジ(じいちゃん)宅で 過ごした千恵(小学生)が、周りの人びととの関わりのなかで、ぐっと成長するさまが 愛おしい。エンジがまた、武骨なのに愛情深い粋なじいちゃんで、 ふたりのやりとりが絶妙だった。
5つ星のうち 5.0
人物描写の巧みさ,
By miyan☆ミ (どこか遠い世界) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 橋をめぐる―いつかのきみへ、いつかのぼくへ (単行本)
人を描くのがうまいなぁと感じました。 全部「橋」に関連のあるお話。 所々に橋が出てくるのに注目。 面白いのは 青春時代の友情を 描いた「大富橋」や 女の子のひと夏を描いた「永代橋」 流れるような文章なので あっという間に読めるはずです。 1ページあたりの文字数も少なめです。 ラノベとは違う文を 体験してみてください。
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
忘れていた何かを思い出させる本,
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レビュー対象商品: 橋をめぐる―いつかのきみへ、いつかのぼくへ (単行本)
中学入試の題材の作品を探していて読んだらひきこまれました。
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