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橋はかかる
 
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橋はかかる [単行本]

村崎 太郎 , 栗原 美和子
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

被差別部落出身であることを公表した村崎太郎。ごく一般的な家庭に育った栗原美和子。悪戦苦闘の3年間、少しずつみえてきた希望の橋。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

村崎 太郎
1961年、山口県生まれ。17歳で初代次郎とコンビを結成し、日本に途絶えた猿まわしを復活、次郎の“反省”ポーズで全国的な人気者になる。1991年「文化庁芸術祭賞」受賞、92年にはアメリカ連邦協議会から「日本伝統芸」の称号が授与された。2007年11月栗原美和子と結婚。翌08年、被差別部落出身者であることを公表。09年に自叙伝『ボロを着た王子様』を発表。ここ数年は日本各地の農家や漁村、限界集落、ハンセン病療養所や原爆被爆者のご家族等を訪ね、共に語り合う「出会いの旅」を続けている

栗原 美和子
1964年、福岡県生まれ。フジテレビプロデューサーとして『ピュア』『人にやさしく』『不信のとき』等、連続ドラマで数々のヒット作を世に送り出すほか、里親制度をあつかった『ぶどうの木』や在日韓国人と日本人の結婚をテーマにした『東京湾景』等、社会問題に対する深いアプローチにも定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 246ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2010/06)
  • ISBN-10: 4591118533
  • ISBN-13: 978-4591118535
  • 発売日: 2010/06
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「橋のない川」を読んで初めて「差別」に開眼した。30代の頃だ。その時、自分の中の差別意識に初めて気がついた。遡って「破戒」を読んだ。岩波新書で「部落の医者」を読んだ。最近高山文彦「水平記」、野中広務氏の対談(集英社新書)を読んだ。他にも関連する本は結構読んできたが、本書「橋はかかる」によって私は初めて或いはようやく、差別される側の心理を手に取るように教えてもらうことができたと考えている。上に挙げた本に較べて文体は易しく文章量も格別多くはないが、内容的にはそれ以上に凝縮されたものを感じる。私の書架の中でも、1,2を争う大切な本となった。多くの人が読むことを願う。それにしても新聞各紙これを書評欄で採り上げないのは、極めて不都合な態度というべきではないだろうか。もし、あったら教えてください。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By jojo
形式:単行本
いっきに読んでしまいました。村崎太郎さんの「ボロを着た王子様」、栗原美和子さんの「太郎が恋をする頃までには」もよかったですが、これはさらに太郎さんの心の真髄に入り込んだ内容で、心に深く残りました。なぜ部落問題がタブー視されている(た)のか、また昔の同和教育について、おぼろげながら感じるところはありましたが、この本で太郎さんが明確に文章で説明しているところがあり、「なるほど!」とスッキリしました。スッキリした分、私の中で曖昧だった部落問題の部分がしっかり公式のように理解でき、また部落問題に真正面に闘っている太郎さんを応援する気持ちが溢れました。部落問題をこれからどのように解決していくべきかとの妻である栗原美和子さんの問いに「部落問題だけではない。在日問題やハンセン病問題に関しても、差別され傷を負った人たちがさらに傷つくことを恐れずに、打ち明けて欲しい・・・当人たちは語らなければならない。語る義務を果たしてほしい」という太郎さんの返答に意を得た気がしました。栗原美和子さんのあとがきもまたすばらしい。夫婦の強い絆を感じました。部落問題を学ぶためにも是非読んでほしいと思います。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By dream4ever VINE™ メンバー
形式:単行本
村崎氏、栗原氏のそれぞれの前著と若干内容にダブりがあるが日本と言う国で未だに存在する差別問題を解決していこうとする真摯さが胸を打つ。

世界中に人種差別や身分差別が存在し、争いや悲劇が繰り返される。
黙っていれば時間が解決するという人もいるだろう。ネットで出自を興味本位で書きなぐる輩もいる。

日本人の多様性はすでに周知の事実なのに、それすら知らない日本人が自己の優位性(まったく根拠が無いのだが)を他者との比較という文脈で綴ったりする。
村崎氏、彼と結婚した栗原氏の目線の先にあるすべての日本人、そして人間に対する幸せを多くの人に知って欲しいと思った。

橋のない川には必ず橋がかかるのである。いや自ら橋をかける態度が必要なのだ。
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