樹木画・バウムテストは,よく使われているテストであるが,解釈の手順は,「口伝」により,大家から直接お伺いするしか方法がなかった。しかし,本書は,その「常識」を覆した。
原著が新書版なので,限界はあるものの,解釈手順を明示してあるので,ある程度経験を積み,関連書を所持している方には,最適な本である。座右において活用させていただいている。
ところで,訳者はフランス関連の樹木画についての翻訳が多いが,フランス語圏の描画テストはもしかしたらおもしろいのかもしれない。フランスには,児童心理学の伝統があるので,もう少し,注目すべきかもしれないですね。