あれもこれもと無闇矢鱈に望むのではなく、一点豪華主義に、庭に五右衛門風呂がある庭とか、テニスコート(だけ)がある庭とか、モミジ(だけ)が植えられている庭とか、大きな温室(だけ)があるとか、そういうコンセプトが非常に偏った庭が好きです。正木覚さんのガーデンデザインはそういう意味でとても好きです。密林のような庭にしてみたいけれど、日当たりも確保したい。・・・ 芝生がきれいで、大きな桜の木もある。・・・ 無理です。
諦めること。捨てること。何かを徹底的に諦める。徹底的に捨てる。そうすると、とても魅力的なことができるような気がします。 そんなことを教えてくれる、とても粋なガーデンデザインの本だと思います。