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樹下の家族 (朝日文庫)
 
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樹下の家族 (朝日文庫) [文庫]

干刈 あがた
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ただ、寄り添っているだけで家族でいられたら―夫の不在、子どもたちだけとの日々が、次第に「私」を不安定にさせていく。主婦としての平穏な暮らしの中でふと抱く漠とした孤独。現代家族の危うさともろさを浮かび上がらせた、著者のデビュー作。他4篇を収録。

登録情報

  • 文庫: 327ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2000/03)
  • ISBN-10: 4022642254
  • ISBN-13: 978-4022642257
  • 発売日: 2000/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 846,326位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
「樹下の家族」「ウホッホ探検隊」などなど、「家族」のかたちを提起してきた干刈さんの作品は、どれもとっても面白い。
離婚がそれほど特別なこととして受け止められなくなったいまも、彼女の作品は「離婚前」または「離婚後の生活」を書いた中では秀逸だ。

「樹下の家族」には、それまでお互いに「閉ざしていた」夫婦関係の、妻から夫への呼びかけが語られる。「私はあなたが好き、あなたを愛している、だからどうぞこっちへ来て」というくだりは、いまなお、多くの妻からの呼びかけであるように思える。

私自身は「裸」がいちばん好き。離婚を体験し、現在はいわゆる「不倫関係」にあって、子どもがいて…こういう人って、たいてい「悪役」になっちゃうでしょう。あがたさんの作品には、そういう立場の女の人がけっこう出てきます。

干刈あがたさんが、「どうせ終わってしまうなら、一瞬でもきれいに輝いて消えてしまった方がいい」と言っていた…という本を読んだことがある。このひとは「永遠」とか「いつまでも幸せに暮らしました」というものには、たぶん、興味がないのだろう。このひとの作品は「一瞬の輝き」を書き留めていったモノの集合体。それでいいのだ。

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