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横尾忠則対談集 芸術ウソつかない (ちくま文庫)
 
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横尾忠則対談集 芸術ウソつかない (ちくま文庫) [単行本]

横尾 忠則
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

横尾忠則が、表現の最先端を走る15人と、芸術の源泉、深淵について、語り合い、ときに聞き手となって尋ねる魂の会話集。

内容(「BOOK」データベースより)

気の置けない旧知の友ならではの会話あり、会いたかった人との意外な話の展開があり…。横尾忠則が、表現の最先端を走る15人と、芸術の源泉、深淵について、語り合い、ときに聞き手となって尋ねる魂の会話集。

登録情報

  • 単行本: 326ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2011/5/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4480428305
  • ISBN-13: 978-4480428301
  • 発売日: 2011/5/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By 涌太郎 トップ500レビュアー
形式:単行本
著者が50代の頃の対談集。

よしもとばななとの対談の中で50代の変化を端的に語っている箇所がある。
つまり「いろんなことに迷い続けて、自分が自分を振り回している。その根源を考えたらどうも心とか精神とか、まあ、自我とか自意識に振り回されている」
「一般には体を心に従わせようとするけど、体に心を従わせていかないと。心はなんぼでも嘘をつくし、迷っているし、優柔不断だし。その点、体は正直だから」

「子供の頃から模写をしていたのは、それで自分が消えば、という欲求だった」とも福岡和也に語っており、
この自意識過剰とナルシシズムが横尾の幼児期からの“特徴”と考えていいだろう。

三宅一生がいい。
「いったん自分を突き放して見ようと思う。もうそこからしか面白いものは出てこないんじゃないか。ホームレスみたいな状況になるのもいいかな」
これはビートたけしがいっている「自分にとって危険なことをやる」ということと同じだろう。
横尾もこの三宅の言葉に賛同しているが、人一倍臆病で、そのくせしたたかな彼に、このようなことができるだろうか。

そのビートたけしとの対談は、たけしが終始恥ずかしそうで多くを語らない。
これはたけしが気乗りしてないときか、相手から逃げたいときの話し方だ。
横尾はたけしともっと親しくなりたかったようだが、うまくいかなかったようだ。

「T字路を描いたとき『そうだ、想像する必要はないんだ。森羅万象が明確にされたがっているんだ』と思ってね」と最後に語っているが、
彼のT字路の絵はそのような絵になっているのだろうか。

45歳で商業デザイナーをやめ画家宣言をした著者。
デザイナー時代の作品に比べて、”画家”となってからの彼の絵は高い評価を得られているのだろうか。
もっと大切なことは、新しい表現があるのだろうかということである。
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