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模倣犯1 (新潮文庫)
 
 

模倣犯1 (新潮文庫) [文庫]

宮部 みゆき
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (62件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった―。未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

宮部 みゆき
1960(昭和35)年、東京生れ。’87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’89(平成元)年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。’93年『火車』で山本周五郎賞を受賞。’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。’99年には『理由』で直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 584ページ
  • 出版社: 新潮社 (2005/11/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101369240
  • ISBN-13: 978-4101369242
  • 発売日: 2005/11/26
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (62件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sennotaba トップ500レビュアー
形式:文庫
…なぜならば。

自分だけは、我が家だけはひととは違う。
そう思って皆生きている。
殺される瞬間まで。

被害者側もなにか普通とは違うところがあったのだ、
だから私達とは別世界の問題、
私達は安心、
と思いたいのだ。

…そう言われたように感じたから。

「火車」の本間刑事的人物は登場せず、淡々と歩みを緩めずに非情な凶行が続いていく。
本間刑事は犯人の背景を描き出しつつ本人に迫っていく軌跡を描きましたが、
ここで犯人に迫る役割を得たライターは自らも物語の波に押し流され、浮き沈みしつつ終幕へ向けて動いていきます。

神の救いの手は存在せず、もがき苦しみ、それでも営々と生活を続けなければならない人々がいる。
そして、それは特別なことではない。
そんな読後感でした。

それでも星5つをつけたのは、エンタテイメントを超えて、宮部さんが犯罪小説をかく意味を聞いた気がするから。
自らの役目を全うしようと仕事に取り組む気迫のようなものを感じる作品でした。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By twomalt
形式:文庫
映画がイマイチだったり、登場人物が多すぎて敬遠されたりでマイナスイメージも付いてしまってる気がして心配なのですが、コレ、相当面白いです。

ミステリーでもありますが、群像劇でもあります。
人間の「気持ち」が描かれている。

「宮部作品は、時代小説のほうがいい。だって人情味があるから。」という意見を昔聞いたことがありますが、宮部現代ミステリーにも、ちゃんと人情味があります。ミステリーテイストに包まれて見えにくくなってるだけで。

一度目はミステリー要素に引きずられて早く真相がしりたくて人間の気持ちにあまり目を向けずに読んでしまいましたが、しばらくしてもう一度読んでみたら、ヒューマンドラマ的な印象になりました。
二度読み、オススメです。
このレビューは参考になりましたか?
28 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
※このレビューはあくまで「読まれる前の方」へのレビューです。

遅ればせながら読ませて頂きました。
この「模倣犯」は宮部作品がどうのというより私にとっては「読書」への喜びを感じた作品です。

始め全五巻もあるとはつゆ知らず「そういえば模倣犯ってあったな」っと気楽に手に取ってみたのですが、それが全ての始まりでした!
五巻もありしかも一冊一冊が分厚いのに一巻の中盤を過ぎればまさに一気!
そして二巻を読み終わる頃「まだまだ三冊あるから良かった!」と思い、
三巻を読み終わる頃「もうあと二冊しかない!」って思い、どんどんとハマっていきます。

読破後、取り憑かれたように宮部作品をいろいろ読みましたが、
宮部作品の中では私的に、いまだ一位に君臨しています。
ほんとこんなおもしろい小説があるなんて思ってもみませんでした(おかげで今は活字中毒)

ただ・・「恐い」のと何とも言えない「惨さ」がかなり堪えますが・・。
でも続きがもっともっと読みたいとさえ感じる作品です。
まだ読まれていない方がほんと羨ましい!

PS:
「話が"長い・・"」という意見もありますが、たとえば東野さん辺りから「犯罪モノ」として読んでみると話の長さがけっこう気になるかもしれませんが、コレは1995年11月〜1999年10月まで『週刊ポスト』に週刊連載されていた「連載モノ」で、いわゆる通常の「小説本」として書かれたモノでないのがより長編化(その時の読者の評判などで話をあえて付け加えたりあるいは引っぱったりしていたはずだと思います)の理由です。しかし私はソノ「話の"長さ"」こそがかえって楽しめましたし好きでした。

とにかくハマリますよ! 読んでいない方是非一読を。
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最近のカスタマーレビュー
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 宮部みゆき大ファンの私ですが、宮部ファン以外の方にも是非お読みいただきたい。
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投稿日: 16か月前 投稿者: Naked 田中
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