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5つ星のうち 5.0
愚かなる人間という生物を綴る,
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レビュー対象商品: 標高二八〇〇米 (単行本)
問題小説に掲載された7短編と書き下ろし1編僕は樋口さんほどではないがフライフィッシングをちょっとだけ嗜む。 だから、樋口さんの筆で描かれる渓流に溶け込む事ができる。 「渓にて」はまさに、そんな短編だ。 福島の事が出てくるのであるが、2010年12月号が初出だと記載されている。 樋口さんが予言したのか、それとも単行本化で加筆したのだろうか。 本書の中に描かれるいくつかの短編は、放射能という糸で紡がれている。 地球最後の日、そんなテクストが脳裏に浮かぶのだ、人間という愚かな動物を 描きだしている。 勝谷誠彦が10年前に綴り、今年単行本化した「ディアスポラ」と本小説が共鳴し合っているように 思った。
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
近未来小説,
By KK - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 標高二八〇〇米 (単行本)
ホラー系の作品もあるが、やはり印象深いのは、表題作とその続編である「リセット」だろう。 その2作を含め福島原発事故の影響を強く感じさせるが、 2011年という年を考えればそれも当然だろう。 ケチを付けても仕方ないが、BOOKデータベースの「名うて のホラー作家がアウトドアをメインの舞台に描く」は逆では ないのか。 樋口氏は冒険小説、アウトドア小説の方が、むしろ本職だ と思うのだが・・・。
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