C#2.0対応の本は所持していましたがC#3.0対応の本が欲しくて、この本を購入しました。
まず内容ですが、C#3.0までの機能は全て含まれています。
デリゲート、イベント、ジェネリック、LINQ、自動プロパティ、ラムダ式、拡張メソッド、部分クラス・メソッド、イテレータ、リフレクションと網羅している範囲については申し分有りません。
図表もいろいろ使われており、またソースコード部分も見やすいため、非常に読みやすいです。
この本の特徴としては、スタックやヒープも合わせて説明されており、値型はスタック、参照型はヒープ+スタックと他の本にはない説明の仕方をしています。
ここまでいい点を書きましたが、悪い点としては
HPに正誤表が掲載されているが、未掲載の誤植部分が多い。
ざっと見ただけで数カ所誤植部分を発見したため、実際はもっとあると思われます。
次に章の順番として、リテラル・変数->クラス->継承->式・演算子->制御文->配列とあるのですが、順番がちょっとおかしいのではないのかと思います。
また、配列や例外等は後の章で説明されていますが、頭の方の章でも説明もなしに普通に使われていたりします。
式・演算子、制御文、配列はもっと前に説明するべきじゃないのかなと個人的には思います。
総合すると、C#3.0全般を網羅している数少ない本であり、誤植が多いが図表も多く割と読みやすいということで☆4の評価です。
なお、プログラム未経験者には読むのは難しいと思いますので、他のC#初心者用の本を読破した後にC#について詳しく知りたいという方にお勧めです。