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構造主義進化論入門 (講談社学術文庫)
 
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構造主義進化論入門 (講談社学術文庫) [文庫]

池田 清彦
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

突然変異、自然選択だけでは、説明できない自然界の生物多様性。ギリシア哲学から分子生物学まで、進化論の変遷を検証し、生命をシステムとして捉える構造主義的観点から、革新的進化論を提唱する冒険の書

(原本『さよならダーウィ ニズム 構造主義進化論講義』を改題)

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ遺伝子操作で新生物を作れないのか?なぜ同じ遺伝子が、ハエでは複眼を、哺乳類では単眼を出現させるのか?ネオダーウィニズムでは説明不能な進化現象の数々。プラトン、ラマルク、ダーウィン、メンデル、ドーキンス…。進化論の系譜を再検証し、生物を記号論的に環境を解釈するシステムと定義することで、もう一つの進化論を構想する。

登録情報

  • 文庫: 272ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/2/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062920379
  • ISBN-13: 978-4062920377
  • 発売日: 2011/2/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
一応 2011/9/28
進化論に興味があり、個人的に好きな(興味がある)池田さんの本を探していました。
ちょうどこの本と、もう売ってない「さよならダーウィニズム」があり、古本で「さよなら〜」を買いました。今から読むところだったのですが、ふと、「構造主義進化論入門…まさか!」と思い、アマゾンで目次を確認するとまったく同じでした。

どちらかを持っている場合は気をつけて下さい。

内容はあとで書きます(その場合は上の文をしっかり消します 笑)。

そして、評価が出来ないので、4にさせて頂きました。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hto
「ネオダーウィニズム」の限界とは、DNAを生物そのものと同視しているところだ。
生物はDNAではない、個体をつくるシステム全体を生物という。

進化について、DNAとはキッカケを与えるくらいなもので(情報系)、
それを受けるシステム(解釈系)を改変できるかどうかの方が、進化にとっては重要な要素である。

構造主義進化論のおもしろいところは、言語学的構造主義の考え方を生物学に応用しているところだ。
DNA(情報系)を「言語」に対応させ、システム(解釈系)を「恣意的な認識」に対応させている。

「恣意的な認識」を大きく変えることができれば、種の進化は大幅に進むが、基底のシステムを改変するわけだから大きな危険も伴う。「個体が発生しない」「文化・言語を習得できない」などの危険性が高まる。

また構造主義的な解釈では、認識とは「恣意的」であり、種の進化も同じく「恣意的」なのである。
全ては偶有なのだ。

著者の主張は、「決定論」ではない偶有性こそが「生きている」ということであり、その「恣意性」により生じる差異や矛盾こそが、それらを包括するシステムの原動力となる。ということらしい。
差異性や矛盾こそが生物(システム)といえる。

矛盾だらけの私たちの意識は、矛盾しているから存在できている。と拡大解釈してみた。
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