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35 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
どうした!?ミヤベ,
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レビュー対象商品: 楽園 下 (単行本)
誤解のないように書いておくが、私は宮部みゆきの大ファンである。ミステリーファンの中では「これからの注目作家」と言われていたが まだ今のように「超メジャー」ではない頃から、作品はすべて読んでいる。 いずれも素晴らしい出来映えだ。うまい。「楽園」も一定の水準は超えている。 だから読んで後悔はない。 しかしここ数年、ややついて行けなくなっている。同じ作家をずっと読んでいると飽きるものだが、そうではない。 宮部の小説は、うまい。独自の世界もある。だがここ数年はかつてのような緊張感がなくなってきたと思うのだ。 まず、無用(と私には思える)に長い。「楽園」も、宮部の文章力でスイスイと読ませられるが、 「うーーむ!」と感心したり、「すごい!」と感嘆したりという場面が少ない。 人に対する優しいまなざし、ラストの落とし方はさすがだなあ、うまいなあ……と思う。 が、そこまでに上下巻700ページ。その700ページが、冗長なのである。 会話にも、これまでの宮部作品のような「味わい」が少ない。 厳しい言い方をすると、橋田壽賀子のシナリオを読んでいるような錯覚さえ覚えたシーンもある。(これは極論) また「楽園」は「模倣犯」を読んでない人にはストーリーがつかみづらい。 「模倣犯」の9年後の続編――という位置づけだからだ。 いくら「模倣犯」が大ベストセラーになったとはいえ、これはないと思う。 上巻の初めのほうで「模倣犯」のダイジェストを入れるとか、 藤原伊織の遺作「名残り火」のように、はっきりと「てのひらの闇2」と謳う誠実さがあっていいのではないか。 宮部作品が好きだからこそ、彼女には「火車」の頃の輝きを取り戻して欲しい。 単なるノスタルジーではなく、心からそう思う。 よって、★ひとつ減らしました。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
面白いけど、宮部みゆきだと思うと辛口に・・・,
By たま (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 楽園 下 (単行本)
「むむむ…」というのが、読了後の第一感想です。普通に小説としておもしろいとは思うんですが、 宮部みゆきだったらもっと面白くてもいいんじゃない、といいますか。 上巻であれだけ語られていた「ちや」にまつわる過去話とか、 等の力と事件の関わり方とか、上巻の美術教師の話とか、 「これがこれからどう繋がっていくの?」ってワクワクしていたのに。 結局、ただ置いてあっただけの話にされてしまいました。 前畑滋子も、「模倣犯」ではあれだけ胸のすく活躍をしてくれたのに、 今回はただの「知りたがりのおばさん」。 上巻で期待していただけに、残念。 ただ、繰り返しますが、宮部みゆきじゃなかったら普通に楽しめる小説なので、 この評価にさせて頂きました。 心理描写も丁寧で入り込みやすいし。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
おもしろかったけど‥,
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レビュー対象商品: 楽園 下 (単行本)
おもしろかったんですが、もっと文章で読ませてくれって感じです。無駄な会話が多すぎる気がします。最後に土井崎さんに宛てた手紙も無駄に長すぎ。野本刑事や敏子さん達のたいして関係ない会話を延々と読まされる土井崎さんも迷惑なんじゃないかなぁ。
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