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楽園(ラック・ヴィエン) (角川ホラー文庫)
 
 

楽園(ラック・ヴィエン) (角川ホラー文庫) [文庫]

岩井 志麻子
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

恋に狂う夜も今夜かぎりかもしれない…・。

ベトナムで出会った青年の妖しい魅力に女は惑わされていく。名前も知らぬまま惹かれあう二人。デュラスの「ラ・マン」を思わせる、著者の新境地。魅惑の官能ホラー。

内容(「BOOK」データベースより)

灼熱の夏が永遠に続く国ベトナム。ホーチミンを訪れた「私」は夏の国の男に出会う。彼は綺麗な南の地獄そのものだった―。名前も素性も知らぬまま、ただ享楽的なセックスに溺れるふたり。―床惚れ―セックスがよくて惚れてしまうのは男女が堕ちる最も苦しい地獄と天国なのかもしれない。『ぼっけえ、きょうてえ』の著者がベトナムを舞台に狂おしくも甘美な情欲の世界を描いた官能ホラー。

登録情報

  • 文庫: 141ページ
  • 出版社: 角川書店 (2003/01)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4043596022
  • ISBN-13: 978-4043596027
  • 発売日: 2003/01
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 505,953位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 一人でベトナム旅行に行った女性が、瞬時に恋をした美しいベトナム人男性と、ひたすら愛し合う場面が延々と続きます。セックス場面の具体的な描写が主な内容であると言う点で、これは間違いなくポルノ小説です。
 そして詩的で猥褻で美しい、上質な文学作品だと思います。

 設定や結末のほとんど投げやりとも言えるような安易さは、この濃密で詩的な部分を引き立てると同時に、この小説を芸術臭くしない効果をあげているのではないでしょうか。特に結末は、「私は恋愛について思索していたのではなく、読書という娯楽を楽しんでいたのだ」と気づかせてくれて、なんと上等な娯楽だったことかと思い、これでたったの数百円かと思うと読後感が非常に良くなります。
 ポルノではないはずの小説で、「不自然に長く」「不必要に事細かい」だけのセックス場面を書いている男性作家の方々にぜひ読んでいただきたい作品です。

このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 江口哲学 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
元タレントの女が、ぶらりと一人ベトナムに旅発ち、着いたその日に出会った男との肉欲に狂う。彼は一体誰で、その先に何が待っているのか?

性愛描写にかなりのスペースが割かれていて、最後の最後になってやっとホラーらしくなる作品である。読み進めていくうちに、結末を予想できるような書き方をしているが、短い作品なので、どんでん返しのような仕掛けを施して欲しかった。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
文体が凄い!! 2006/4/23
形式:文庫
まさに文学のために生まれてきた魔女だ。とにかく書く文書が魔物じみてい、気が付けばいっきに最後まで読んでいた。………日常ではない異常な設定にしなければ人間の成長が描けないものは筆力の衰えを呈す作品であって、自己弁護におわる作風が増えているのは現在の病理的な完結性の狭小加減を表しているのだとすれば唯ただ悲しいと、どこかの文学賞の評で読んだことがあるが、彼女の文体はそんな評を蹴り飛ばす。書いてあるものは異常でもなんでもない。魔の日常であり、成長するのは読み手の埋没加減で決まる。 善くも悪くも文学の神聖なる栄養と毒をあたえる。これを読めば岩井志麻子から抜けられなくなる。
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最近のカスタマーレビュー
性描写が絶品!
…確かに、ホラー小説としては凡庸だろう。でも、そんな事はどうでもいい。著者は、とにかく性描写が上手い。『チャイ・コイ』の時にも感じたが、これだけ延々セックスシーン... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: あづさ
う〜ん‥
舞台はベトナム まさに岩井志麻子さんらしいある意味腐臭漂う作品 ただ、やはり岩井志麻子さんの作品は岡山を舞台に岡山弁をしゃべる主人公が出てきてほしいところ... 続きを読む
投稿日: 2006/6/16 投稿者: けい
むせ返るような香り
歴史のあるアジアの庭園。
風もなく静かな晴れた日の午後、ただただむせ返るような魅力的な花の香りに体がすくんでしまう。... 続きを読む
投稿日: 2005/9/14 投稿者: courgette
期待したけど・・・
「ぼっけえ、きょうてえ」「岡山女」を読んで「岩井志麻子は面白い!」と思ったので手にとってみたら・・・・
正直、イマイチでした。... 続きを読む
投稿日: 2005/4/2 投稿者: HISAGO
こんな地獄なら落ちてみたい
生きる方向を見失い、ベトナムへ旅立つ女性。
死の臭いさえも、まとう彼女が、ベトナムで出会う謎の男。... 続きを読む
投稿日: 2003/11/23 投稿者: lemonerika
期待したのにな・・・・。
 描写は丁寧で自分もベトナムを旅してるかのよう、しかし物語の展開が読める上に、何が書きたいのか今ひとつ解らない。文章力がある好きな作家さんだけに残念。... 続きを読む
投稿日: 2003/8/22 投稿者: 甘ぐり
官能逃避系ホラー
... 続きを読む
投稿日: 2003/6/13 投稿者: bookfed
女性の書いた官能小説
30歳の元アイドルが東京で男の愛人として生きているが現実を生きている思いがしない。ベトナムへ吸い寄せられるように行き、彼女をずっと待っていた彼と、こうなることを待... 続きを読む
投稿日: 2003/3/20 投稿者: "macaron"
究極の性愛ファンタジーホラー、そして二度読みが快楽になる本
... 続きを読む
投稿日: 2003/3/6 投稿者: カーヤ
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