「写真は絵と同じように『きれいだな』と楽しんでもらえればそれでいい、と考えてきたわけです。写真て面白いものだし、きれいなものだし、そのきれいなものを見ることによって、人は癒されるわけだし、それでなにがいけないんだ、と。」
―――巻末インタビュー(聞き手・勝谷誠彦さん)より、三好さんの言葉
1997年に出版され、ロングセラーを続ける、ソフトカバーの美しい写真集。およそ220ページほどにわたって、世界のあちこち―日本代表は、沖縄の島々―でとらえられた美しい自然・風景、時にはそこで暮らす人やねこの表情、ホテルやコテージのしゃれた内装なども織りまぜられており、まるでこの写真集をみることで、心が旅に出て、いつか夢で見た風景に実際に出逢ったかのような、疑似体験ができる一冊。
特にオレなんかは、こういった環境とはあまりにもかけ離れた生活をしているせいか、ずーっと見て行くうちに、心がここにある光景の中へと溶け込んでゆくような、そんな気分になったりもした。
このページには表紙の画像が掲載されているが、実物はもっともっと淡く、自然で美しい色合い。それは本書のほかの写真全体にも言えることで、さまざまなブルーを中心に、どの色もため息が出るような美しさだ。
掲載された写真ごとに、撮影地とちょっとしたコメントが添えられているが、ほどほどのサイズで、バランスよく邪魔にならないように配慮されている。
プレゼントにも最適だけれど、できることならひとりじめしたい、そんな気持ちにさせる、美しすぎる写真集です。